星野温泉 トンボの湯に展示された書画「森羅百撰」の裏話
軽井沢で暮らす地元住民や別荘オーナーにも愛されている星野温泉 トンボの湯。私も大・大・大好きな場所です。
特におすすめなのが平日のお昼前後。
ゆったり浸かっていると、思考が整理されたり、アイディアが湧いてきたりします。
こんな感覚は他の温浴施設では経験したことがありません!もはや軽井沢暮らしに欠かせない存在になっています。
私の溢れるほどのトンボ愛については、また改めて書きたいと思いますが、今回は今月25日の営業再開から展示がスタートした書画「森羅百撰(しんらひゃくせん)」についてのお話です。
冒頭で紹介している書画には、軽井沢で暮らす私たちが深く共感するこんな言葉が添えられています。
実はこの作品、私が通っている書道教室の先生(游心さん)が書いたものなんです。
そこで今回は、作品を展示することになった経緯、そしてこれを企画したスタッフの知られざる想いをご紹介したいと思います。
正直私は、トンボの湯スタッフがこんな企画を考えていたことを全く知らなくて、游心さんから聞いてビックリするとともに、すごく嬉しくて、営業再開がとっても待ち遠しかったのです。
「森羅百撰」と題したこの企画は、トンボの湯スタッフのある想いから始まりました。
自然豊かな景色が楽しめる星野温泉 トンボの湯。その四季折々の景色を一番愉しんでいるのはそこで働くスタッフなのかもしれません。
ただ、スタッフは受付や脱衣所などでお客様とお会いしても、ゆっくりお話しすることが難しい。それでもこの場所ならではの季節感や喜びをなんとか伝えていきたいと考え、その方法を模索していたようです。
そんな折に、トンボの湯のあるスタッフが游心さんのInstagramを見て、こんな素敵な作品を通して私たちの想いを届けてもらいたい!と思い立ち、相談してみようということになったそうです。
ちなみに、私が書道のレッスンを始めるきっかけもInstagramでした(^^)
游心さんは絵手紙のレッスンもやっていて、味わいある作品が紹介されていますよ〜
游心さんは当初、自分の作品を展示するなんて…と戸惑っていたようなんですが、トンボの湯スタッフの想いに心打たれたそうです。
私がレッスンに伺った日も、お部屋の一角にダンコウバイとムササビの書画が何枚も置いてあって、游心さんの意気込みを感じました。
ダンコウバイなどの題材はトンボの湯のスタッフからのリクエストをもとに描いているそうですよ!
ちなみにこのダンコウバイは、村民食堂横(駐輪スペース前)にも咲いています。
メディア内覧会で感じたこと
営業再開直前に行われたメディア向けの内覧会にて、トンボの湯の進化ポイントを星野リゾートスタッフが発表することに。それに加えて游心さん自身も作品紹介することになったとのことで、いつも一緒にレッスンを受けているお友達と一緒に応援隊として駆けつけました。
星野リゾートスタッフと游心さんからは星野温泉トンボの湯や書画作品への想いが語られ、心に沁みる素敵な会となりました。翌日には営業再開の情報を各メディアで取り上げてもらいました。
こうやって各所で紹介してもらえることはとてもとても有難いことですし、広報スタッフの頑張りも凄いなぁと感心しちゃいます。
ただ、欲を言えば(あくまで個人的な意見ですが)各メディアの限られた枠内での紹介だと、みんなの想いまでは触れられにくいものですね…。内覧会でスタッフや游心さんが熱く語っていた様子を見ていた私としては、なんだかすごくもったいないなぁと思ってしまいました。
なんなら、メディア向け内覧会とは別にトンボの湯ファン向け内覧会を開催して直接私たちから伝えたり、YouTubeでトンボの湯チャンネルを作ってスタッフの表情と声で思う存分配信したいくらいです、、、(^◇^;)
モノや空間を魅せるだけじゃなくて、想いを届けていくこと
私はこれまでも軽井沢星野エリアでのイベントの企画開発を担当してきましたが、最近特にこのことが大切だなぁと感じています。
発信力の乏しい私の記事ですが、星野温泉 トンボの湯のスタッフそして共創してくれている游心さんの想いが少しでも届きますように。