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私の英語習得法 その二 Sing!!!

カナダから、こんにちは!

私の英語習得法・第二弾、前回は「ネイティブ・スピーカーと実際話をする機会を設ける」という話をして終わってしまいました。

でも、これはちょっとハードルが高いかもしれないので、今回は自分一人でもできる学習法について。

ちなみに私がカナダに来た当時はまだアプリで英語学習ができる、なんてものもなかったし、私はこういうものを使ったことがないので、このアプリがおすすめ!とかはないのでご了承くださいませ。

まず、英語(というかどの言語でもそうだと思いますが)ができるようになりたい、と思ったとき、具体的な目標を決めることをお勧めします。

例えば「今度海外旅行に行くときに現地で困らないくらいの最低限の英語を使えるようになりたい」とか。

というのも、ただ漠然に「英語が話せるようになりたい」というより、きっちり何のために英語を使いたいのかを明確にした方が、どんな学習法をしたらいいか絞り込めるからです。

もし目標が「海外旅行で使える英語」であるならば、旅行時に使うであろうと思われるフレーズやいくつかの単語を覚えるというのが一番よいからです。

これが「アメリカの大学に行きたい」とか「翻訳家になりたい」とかならやはりそれに対応した学習法があるわけで。

が、もしなんとなく「英語がもっと話せたらなあ」という憧れがあるというだけの場合はどうしたらいいのでしょうか?

私は語学学習と趣味を組み合わせることをお勧めします。
というのは外国語習得するにはどうしても毎日飽きずにやることが大切。
そのためにはやはり楽しみながらできるほうがいいですよね。

例えば私の場合は音楽が大好きなので、洋楽を聞いて英語学習を始めました。

音楽で語学を学ぶのはお勧め!
なぜかというと好きな曲にもよりますが、基本普段使いの英語が使われていること、そして長くても5分くらいの中で集中してたくさんのフレーズに触れることができ、何度も繰り返し聞いても飽きないからです。

これが映画だと1時間半とか2時間だし、習い始めの人がいきなり普通のネイティブ・スピーカーの会話のスピードについていくのは難しいからです。

では、実際どうやって私が曲を使って英語学習をしたのか。

まずは、できれば英語の歌詞がきちんとある曲がおすすめ(今は簡単に歌詞がネットで見つけられるのもいいですよねー。私の頃はそれがなかった!)
そして日本語訳もついているものを選んでください。

1.まずは何度も聞く
2.歌詞カード等を見ずに歌詞を書き出してみる
  何度も聞いて挑戦してみてください
  この時スペリングはまだ気にしないで大丈夫です
  そして空白があってももちろんOK
3.書き出したものと実際の歌詞を見比べる
  ここで空白のところはどんな言葉やフレーズだったのかわかりますね
  書き出したものとスペリングがあっているかもここでチェック
4.歌詞書き出しがきちんとできるようになるまで何度も繰り返す
5.今度は英語の歌詞を見て、自分なりに訳してみる
  これも最初は辞書などで調べたりしないでまずはやってみてください
6.日本語訳と自分の訳を照らし合わせてみる
  ここでわからなかった単語・フレーズを調べて覚える
7.歌詞書き出しと同様、何度かやって大体訳せるようになるまで繰り返す
8.次は一緒に歌って発音を学ぶ

これでスペリング、意味、発音の3つを学ぶことができます。

大好きな曲を聞きながらなら、飽きにくいし、楽しく勉強できます。

歌詞を書き出したり、調べずに訳すのはちょっと面倒だったり大変と思うかもしれませんが、まず最初は自分がどれくらいわかっているのか、またはわかっていないのか、を知ることが大事。

実際は何度も何度も聞いても聞き取れない単語やフレーズがあるはず。
それでも全然大丈夫です。
自分の耳では聞き取れなかった単語を後で調べて「ああ、ここはこう言っていたのね!」と分かることで覚えやすくなるからです。

スペリングや意味、発音も同じです。

もちろん、「音楽より映画、ドラマ」という方もこの方法で同じように勉強できるのですが、音楽の方が1分間の中に含まれている文字数も多いですし、歌うことで繰り返すのも楽しくできる、というメリットがあるのでお勧めです。

ちなみに私のお勧めはCarpenters。
古い!と思う方もいるかもしれませんが、何にしろ、メインヴォーカルのKaren(これも英語の発音は「カレン」ではなく「キャレン」、実際は「キャゥレン」という方が近いです)の発音がきれい!

私はR&Bやソウルミュージックが好きなんですが、アーティストによっては聞き取りにくい発音だったり、歌詞もスラングが多すぎたりなんてこともあるので、最初はもうちょっとベーシックなポップスやロックミュージックの曲を選ぶ方がいいかも。

音楽が好きな方は是非、試してみてください!

また趣味と絡めての英語学習法、続きます。

では、また!




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