60歳の誕生日の朝、40年熱望し続けたニューヨーク移住へ。6年ぶりのJFK空港到着
ホノルルからJKFに着いた飛行機は、国内線だったため、ややこしい検査もなく、すんなりbaggage claimまで辿り着けた。そして3つの預け入れ荷物も難なく手元に戻ってきた。
baggage claimで荷物を待っている間、カートを借りようと引っ張ったのだが、鎖でつながれており取れなかった。
職員に尋ねると、小さな機械の前に連れていかれて、$5を支払えと言う。
金、取るんかーい、無料貸し出しじゃないんかーい。
6年前の旅行の時に余った、$200ほどの中から、渋々払った$5。
再び自分で、うんとこしょ、どっこいしょと、
カートに預け入れ荷物を乗せた。
ホストファザーから、空港の外に出て待っていてほしいと連絡が入った。
外に出ると、ハワイから一変。キーンと寒かった。ああ、この寒さがたまらなく好き。やはり私には暖かいハワイは肌に合わない。
そう思いながら進むと、そこには迎えの車を待つスペースがあり、
人でごった返していた。
しばらく待っていると、1台の車の中から、私に向かって手を振る人が見えた。エリパパ(ホストファザー)だ。
LINE面談のときに、ちらっとお見かけした。
数台の車とバトルで勝ち取った駐車スペースに車を止め、
降りてきたエリパパは開口1番、たどたどしい日本語で、
「YUKIEサン、オタンジョウビ、オメデトウゴザイマス」
と、笑顔で言ってくれた。
ああ、LINE面談での事をちゃんと覚えていてくれたのだ。嬉しかった。
早速、私の重い荷物たちを荷台に乗せてくれて、車はJFKを後にし、
ホストファミリー宅に向かった。
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