#142 初・DUNKIN’DONUTS・・・ニューヨーク1人旅 2018年11月13日(火)13日目・・・7
Red Hook を少し体感し、Smith-9 Streets Stationに戻ると、まだ13:00。
来た時に降っていた雨は上がっていた。
よし、次は海だ!
Smith-9 Streets StationからConey Islandへ行くことにした。
都内にいて、よし、湘南の海に行こう!という感覚に似ている。
またいつ雨降りになるかわからないし、晴れの日を待つ日数的余裕はない。行けるときに行こう。しかもラッキーなことに電車は同じF線だ。
Smith-9 Streets Stationからコトコト揺られて30分ほど。
ところが、何を間違ったか、うっかり1つ前のNeptnue Avenue駅で降りてしまった。けれど、もう動じない。次に来た電車に乗る。
車内に入ると、JK(女子高生)らしきグループが大はしゃぎしており、思わず吹き出してしまった。JKの公共の場での賑やかさは、日本もNew Yorkもなんら変わらず、何があんなに楽しいんだか、キラキラしていて、見ているこちらまで楽しくなってきた。
そうこうしているうちに、West 8 Street New York Aquariumに到着。
車内に人はいなくなり、貸し切り状態になった。慌てて下車し、電車のボディの掲示板を見ると『F LAST STOP』とあった。
そうか、ここは終点なんだな。人気のないガラァ~ンとした改札を抜けた。
改札の扉が、弧を描いた鉄格子みたいな横棒になっていて、しかも私の身長より高い。こんなところにNew Yorkを感じて嬉しくなった。
改札を出ると人は少なく、お店らしきシャッターは閉まり、まったく活気がない。曇り空が輪をかけて街をゴーストタウンのように見せている。
空腹だったが、飲食店らしきも見当たらず、とりあえず駅の
DUNKIN’DONUTSに飛び込んだ。
この頃には、もうパンやドーナツには飽きていたが、致し方ない。特に食べたいものがなかったので、適当にドーナツを指さし、コーヒーと一緒にオーダーすると、ちゃんと通じた。ぶつ切り単語だけだったが、注文も支払いもスムーズでできた。
席は、おばあさんが座っていたテーブルに相席した。日本では考えられないがNew Yorkでは普通のことらしいので、何食わぬ顔でおばあさんの斜向かいに座った。本当は何か一言でも声をかけられたらよかったのだが、あいにくNo English、話せない。けれど、おばあさんも全く動じなかったので、やはり相席は特別な事ではないようだ。
そういえば2週間前にJFK空港で、日本でも見慣れたDUNKIN’DONUTSを見かけて、ホッとしことを思い出した。今、ここでお世話になろうとは。
私のアメリカでの初ダンキンは、Coney IslandにあるWest 8 Street New York Aquarium駅だった。
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