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Akko's Eye3 松本東洋さん

私がおススメしたいと思うもの。
今回は、松本東洋さんです。

今おススメしたとて、東洋さんはもうこの地球にはいらっしゃらないので、そのヒプノ・セッションを受けることはかなわないし、本もほとんど絶版で手に入らなくなっているものばかり。

でも、私がまだ20代で、もう手かせ足かせを自分ではめまくって、被害者意識満載で、バシャールなど読んでもどう自分を変えればいいか分からず、ただただ自分の存在を消すように息を潜めていた頃に、東洋さんのおかげで気持ちがずいぶんと救われたなぁと、今もたま~に思い出すので、そんな素敵な人を知ってほしいという思いで、書いてしまいます。
しかも、20代の頃に私が知っていた東洋さんということは、20何年も前の話。それ以降の東洋さんは私は知らないので、ほんの一部を切り取ったようなものですが、ご容赦くださいませ。
おススメというか、おもいで、と言った方が正確かもしれません。

松本東洋さんは、日本にヒプノセラピーを広めた第一人者です。

生きづらくて仕方なくて、今の自分をなんとかしたいけれど、心の内をさらけ出すなんてとんでもないと思っていた20代の頃、私は救いを求めていわゆる精神世界の本を手当たり次第に読み漁っていました。
読むだけで何も行動はしていませんでしたが、東洋さんの本に出会い(今となっては内容はあまり覚えていない…)、気持ちがとても楽になったのと、この人だったら!と勝手に信頼と安心安全を感じて、思い切って手紙を書きました。(この頃はメールなどの通信手段はまだ一般的じゃなかった。ザ・昭和)
「ヒプノを受けたいです!」と、あの頃の私としては勇気を振り絞って、珍しく気持ちを行動に移したのでした。

東洋さんは、ちゃんとお返事をくれました。
今は新規のお客様はとっていないけれど、あなたの手紙の感じと字を見て、引き受けることにしました、と特徴的な字で書いてくれて、すごくうれしかった。

セッションは、過去(過去生)・現在・未来を扱う3回が1セットとなるコースでした。
年に数回ほど繰り返し見る悪夢を扱ってもらい、その夢は以降見なくなったのと、3回のセッションが終わった当日か翌日の夜から微熱と原因不明の発疹が徐々にあらわれて、顔も含めて全身に広がり、回復するまで2~3週間かかったのを覚えています。ひたすら寝て、回復した時には皮膚が生まれ変わったようにとぅるんとぅるんになりました。

その後、東洋さんの、ヒプノを人にできるようになる講座も受けました。一応終了したけれど、認定証みたいなのはあったのだろうか…。記憶にありません。
ただ、講座のあと、幾らでセッションをするかは直感で決めて、と言われて、頭に数字を思い浮かべつつ慌ててそれを打ち消したのに、東洋さんにその数字を言い当てられたことは覚えています。
その講座中や、講座後参加者たちと食事しているときなど、ちょっとした会話の中で、私のバックグラウンドを知っているからこその、さりげない気遣いを何度も感じました。

ひょうひょうとして、さりげない気遣いとさりげないやさしさが自然とにじみ出ている、警戒心がバリバリに強かった私にでさえ安心安全を感じさせる、とても素敵な人でした。感謝✨

余談:私の知っている東洋さんは、超主観的でフィルターかかりまくりの記憶を掘り出すしかないので、一応間違ったことを書かないようにとググってみたら、漫画家の松本大洋さんは東洋さんのご子息なのですね。
「鉄コン筋クリート」、「ピンポン」などは、漫画に詳しくない私もタイトルは聞いたことがあります。

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