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Post Iyslander ~ HVY情報前までのBravo

はじめに

今回の記事は完全にBravoユーザー向けになります。Bravoをやっつけたい人、Bravo始めたけどまだ不安な人は是非読んでいってください。

HVYの情報が出るまでの短い期間の情報となりますが、ご了承ください。

Iyslander LL

IyslanderがLLになりました。Lexi全盛期以外はほぼ常にトップメタに食い込んでいたヒーローなので、今後環境が大きく変わります。

アグロの立ち位置、赤カードの枚数
これまでIyslanderのフロストバイトによって、GAを頻用するヒーローは常にIysを警戒しないといけませんでした。今後Fai、Katsuなどの忍者は使用率が上がってくると思われます。またそういったアグロデッキからArcane Barrior(AB) のリソースのための青ピッチが減る可能性があり、赤カードの比率と攻撃の質の向上が見込まれます。

Arcane Barrier
CCでArcane Damageを飛ばすヒーローがDromaiや一部のヒーローの特殊な効果を除いてKanoしかいなくなりました。そこで、InventryにどこまでAB装備を取るかがヒーローによって大きく変わってくると思われます。Kano自体の数はもともと多くなかったものの、習熟したKanoの実力はいくつかの競技シーン(東京でのPTI、Real gamesの20k invitationalなど)でも照明されているため、競技性の高いトーナメントで勝ち上がるためには無視できない存在です。

今後のメタ
全体的な傾向として、忍者を中心とするアグロの数が増えていくと思います。Dromaiは忍者を苦手としていますが、デッキパワーが高く愛好者も多いため変わらずトップメタの一角を維持していくものと考えられます。AB装備を減らしているプレイヤーが増えていることを見越してKanoの増加にも注意です。ABをつけにくかったTeklovossenやMaxxなどのメカノロジストもメタによっては数を増やしてくる可能性があります。
今のところ、一強のヒーローはいないので、熟練度やメタ次第で多くのヒーローが勝ちを狙っていける環境だと感じています。

Bravoの立ち位置
現在Bravoの立ち位置はかなりよさそうです。不利マッチが少なくなったこと、またその不利マッチもPistol Dash(重DR寄せのピストルDash)、Teklovossen、Maxx、Prismとそこまで使用者が多くないヒーローに限られます。→Prismは使える武器の収録が決まったため、使用率が増えると思われます。注意!

最近のリスト

色々試しているので中途半端ですが現在のリストです。

11/21頃からの勝敗集計です。(Iysがギリギリいた頃なので1回入ってしまっています)

Talishar:対面=8:2位なので参考程度ですが、1ヶ月前よりも楽に戦える対面が増えている印象です。残念ながらRTNまではHVYの発売で大きく変わる可能性があるのですが、現状は良い立ち位置と考えられます。

実際に戦っている時の体感的な相性も付け加えておくと

相性良い
Dash I/O 80:20
Azalea 70:30
Vynnset 70:30
Uzuri 60:40
Arakni 60:40
Dorinthea 60:40
Katsu 60:40
Riptide 60:40

相性悪い
Pistol Dash 10:90
Prism AOS 20:80
Teklovossen 20:80
Kano 20-40:60-80
Maxx 40:60
Fai 45:55
Rhinar 45:55
Levia 45:55

上記にないヒーローは大体5分な感じです。

Bravoの変化

常にGuardianはWizardに苦しめられてきました。IyslanderがLLになった事自体はBravoにとっては追い風です。ただKanoがいます。Wizardはいかに相手がリーサルを決める前にダメージを通すかのゲームになってくるので、1ターン中の打点がそれほど高くないGuardianで熟練度が高いWizardに勝つのは非常に困難です。Kanoが増えるかどうかが重要になりそうです。

Bravoが苦手とする早すぎるアグロデッキは数が増え、良質な赤カードの配分が増えるため、少し厳しくなるものと思われます。世界選手権をとったFai、HVYでおそらく強化されるRhinarやLeviaには厳しい戦いを強いられそうです。余談ですが、KassaiがBlitzのようなコンボ搭載型ミッドレンジヒーローだとするとこちらもBravoには不利がつくかもしれません。

ABを積むか

上記のようにKanoの数が大事になってきます。多くのプレイヤーがAB装備を減らしてくると踏んでKanoプレイヤーは増加すると考えています。先日のBHではKanoが優勝していましたが、AB0や1のデッキが多かったものと思われます。

BravoとKanoの相性はあまり良くなく、しっかりAB3を積んでいても、相手の練度次第では勝つのは厳しいです。一方で、Kano自身も熟練度を求められるヒーローであるため、手札の質によってはAB3あれば意外と乗り切れてしまうことも多いです。

メタ上で使用者が少ないようであれば思い切ってAB1にするのはありだと思いますが、HVYでAB付きの装備が出る事を祈りましょう。AB装備はinventoryを圧迫しますが、泣く泣く入れる事にしています。

誰だAB1で十分っていった奴は


TunicなのかTectonic Platingなのか

先日2023 World ChampionshipとRealm gamesの賞金あり招待制イベント, 20k invitationalが行われ、そこで2022年のWorld championであるMichael Hamilton選手がBravoを使用していました。彼の胴装備が定番のTectonic PlatingでなくFyendal’s Spring TunicがBravo界隈で話題になっていました。

・Tunicのメリット
3ターンに1回の1リソースはとても魅力的です。Tectonic Platingは先送りですが、こちらは無から湧いてきます。
CnC+Pummelを青1枚から打てる、4コスト8点のAAを青1枚で打てる、Spinal Crush+PummelもPummelあるだけで可能になる。
防御に手札を使用していても7コストAAが青2枚から打てる。などなどBravoの戦い方がアグロでもディフェンシブでも役に立ちます。
デッキ構成は4コスト8点のAAを増やすと回しやすいです。Dromai対策にEnlightened strikeを3枚入れているデッキレシピが増えており、リソースとなる青カードの枚数を減らしているレシピも散見します。

・Tunicのデメリット
やはり防御値です。基本的に最終盤まで防御には使わないので、Onhit効果を防ぐ事のできる回数が激減してしまいます。Steelblaid buckler を装備して補ってあげるか、ある程度許容するかを考えなければなりません。盾を使用する場合はTear AsunderやZealous Belting、Rouse the Ancientsが弱くなってしまう事にも注意です。

ちなみにAnothosに関しては青2枚からでもヒーロー能力を起動すれば6点になるので、Iyslanderがいなくなった今ではあまり問題にならない事が多いです。

ということで、Tunicを装備していると

有利:Fai, Dromai, 旧Dash, Teklovossen、他アグロ対面
 
相手のプランを遂行させないように、毎ターン防御させたりPummelなどで手札を落とすかCrushで動けなくさせるのがアグロ対面への一番有効なプランです。 TeklovossenやPistol Dashの硬いEVOやDRや防御値も、毎ターン13点〜の表現価値で攻撃されるとさすがに押し切れます。対Dromaiに関しても、Popperで手札を1枚持っていかれても有効なAAを使いやすいので大分有効なアグロプランを取りやすくなります。

不利:Azalea, Katsu, Dash I/O, Uzuri, Arakni, Vynnset, Dorinthea
 
具体的にはSigilの枚数と7点防御のDRの枚数くらいの違いではありますが、DefensiveにFatigueを狙った方が安定するAzalea、Vynnset、DIO、ARを併用したOnhitを狙ってくるUzuri、Arakni、Dorintheaは多少つらくなると思います。有利対面での安定性を取るか、不利対面の相性差を改善するか、といった選択かもしれません。

盾を装備するとこのデメリットはだいぶ緩和されるので、Inventoryとの相談でもあります。

メタ上で苦手よりの対面に対して相性差が改善されており、とてもよく考えられていると感じました。DefensiveなFatigueは難しくなってしまいますので、基本的にはAAを打って相手の手札を減らすように戦っていくと良いでしょう。

一概のどちらが優れているかはまだ判断が難しいです。僕はDefensiveな構成が好きな事と慣れているのでまだ従来の形が好みです。2枚とも入れて、DashとDromaiとVossen,Kanoにtunic, 他対面にTectonic Platingを使用しています。ちょっとInventoryが足りないのでまだ迷っているところです。

Dromai戦その後

以前の記事で、Aggressiveに戦うか、Fatigueするかという話をさせていただきました。2通りの戦い方を練習していますが、現時点(2023.12.12)ではAggressiveに戦う事をお勧めします。理由は

・FatigueはDromai側の準備がしやすい事
Fatigueは基本的に常にドラゴンのみを狙います。つまり、Dromai側はほとんど手札がフルの状態で行動できる事が多いです。そのため、Miragai、Passing Mirage、Cromai、Cromai Ashなどのスタッキングが容易です。2週目に毎ターン上記のドラゴンを展開されると非常に厳しく、こちらもGA付きのAAを同じタイミングでスタッキングする必要がありますが、難易度が高いです。また、Ghostly touchを入れているレシピも多く、remembranceを複数枚積まれているとかなり厳しくなってきます。Aggressive構成であればこれらの準備をスカす事ができます。

・Dromaiの構成がAA多めの構成になってきている事
IyslanderがLLになった事で、Dromaiが苦手とする忍者が増える可能性があり、AAを増やしたり、軽めのドラゴンに絞っている構成が増えてきています。AAが多いとFatigueする前にライフを詰められて、Burn them allとスタッキングしたドラゴンで攻められて負けるといった状況にもなり得ます。Aggressive構成であれば、逆にドラゴンが並びにくければ攻めやすくなるので、その点でも攻めた方がよさそうです。

・Dromai側のDRが少なくなってきている事
上記に加えて、重めのドラゴンを減らす傾向にあり、DRの数も減ってきているので、こちらのDominate+Crushが通りやすくなっている印象です。DRの数が少なければAggroが有利ですし、DRが多ければFatigueしたほうがDRが腐るので良いと思われます。Fate forseenが見えるとかなりDRを厚くとっているdefensiveなデッキの可能性があるので、無理にDominateをつけたりせず、丁寧に防御しながら攻めるか、Ghostly touchがなければFatigueを狙ってもいいかもしれません。

このトピックもどちらの戦い方が正解かはわかりませんが、パーマネントが残る事や赤本の影響もあり、時間をかけるほど、こちらに不利になります。少なくともDromai側がAggro構成の多いメタであればこちらもAggroにした方が勝率は良いと考えています。

最後に

いずれのトピックも正解がなく、考察しがいがあります。意見があれば是非交換してください。

という事でオフシーズンなので幅広くヒーローを使ってゆるゆる楽しんでいますが、そろそろHVYの情報が出てくる頃だと思いますので、Bravoの強化や新Guardianの考察なんかもできたらと思っています。また興味があれば読んでいただけると嬉しいです。


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