卒業論文にありがとう
私は今大学4年生なのですが、卒業論文の締切がどんどん迫ってきています。
私の学科は卒論を書いても書かなくてもどっちでもいいという少し変わった学科で、周りの学生で書くという人はあまりいません。
それでも私は卒論を書くことを決めてしまいました。
せっかく大学に行ったんだから勉強したことの集大成になるようなものが欲しかったからです。
大学生といえば卒業論文というような安易な憧れもありました。
それでも11月後半にもなるとだんだん不安に押しつぶされそうになりました
書いても書かなくてもいいという私の学科でも一度書くことを決めてしまうともう後戻りができません。
普段何万字も文章を書いたことがなく、書いても書いても終わりの見えない苦しみに絶望しました。
自分の内容の上位互換となるような論文を発見して変な声が出たこともあります。
それでも、卒業論文に感謝したいな、という思いもあります。
私の大学は、他の大学の多くがそうだと思いますが4月から新型コロナウイルスの影響でリモート授業となっており、現在もそれが続いています。
実験等もない文系の学生である私は大学を訪れることは殆どなくなってしまいました。
サークル活動もストップし、大学生最後の一年が想定していたものと全く異なってしまいました。
そんな中で卒業論文は唯一の大学生らしさというか、苦しみつつも心地良い充実感を私にもたらしてくれました。
卒業論文、なんかありがとう。なんとか今書いてるものが認められて、無事に卒業できたらいいな、と思います。
まだまだ終わりそうもないけど頑張るぞ!
今夜はおやすみなさい。
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