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Amazonで欲しいものをポチる感覚で願望を注文する ネヴィル・ゴダードを読んで(15)

15.Interval Of Time 時間間隔

あなたが信じなければならない「私」とは、あなたの意識、「私は在る」です。考えうるあらゆる意識状態を内在する「すみか(マンション)」でもあります。内的会話からあらゆる可能性は、あなた自身の中で起こります。

あなたの「私はある」という無条件の意識は、あなたのための場所を準備しに行き、あなたの現在の意識状態から望ましい意識状態へと移行するように働きます。

それは、あなたの存在の意識が、あなたの現在のあなた自身の概念に対して、あなたが現在の意識を離れ、別の意識を受け入れるという約束です。

人間は時間の奴隷なので、世界には見えていない意識状態を獲得した後、その獲得した状態がすぐに具現化されないと、目に見えない主張に対する信頼を失い、すぐにそれを放棄して、以前の静的な存在状態に戻るのです。

例えばAmazon等で欲しい商品をポチって、到着日になるのを心待ちにしているのと同じ感じです。そのレベルの確信を保って、日々を過ごすということです。それができないということは、到着日前に配達されていないからといって、信頼を失い、放棄(注文キャンセル)するのと同じです。

「注文したから届くでしょう」ぐらいの確信度と、届くのを待つワクワク感が大切です。

人間にはこのような限界があるため、準備された邸宅(すみか)への旅には一定の時間をかけることが非常に役立ちます。

受け取りたいからといって、この間隔を日数や時間で自分勝手に決めつけるのではなく、ただそれが達成されたという確信を持ち続けなさい。時間は純粋に相対的なものなので、完全に排除すべきです。そうすれば、あなたの望みは叶えられるでしょう。

今、私は(意識は)ある時点に行き、そこで場所を用意します。私がそのような時点に行き、場所を用意したら、私が去ったこの時点に戻ります。そして、私はあなたを拾い上げて、私が用意したその場所に連れて行きます。私がいるところに、あなたもまたそこにいるでしょう。

あなたには強い願望があるとしましょう。時間に縛られているほとんどの人と同じように、限られた時間の中ではそんな大きな願望を実現するのは不可能だと感じるかもしれません。

しかし、神にはすべてのことが可能だと認め、神があなたの中に存在する私、あるいはあなたの存在意識であると信じれば、私はすぐに私の願いを実現することができます。
「人間のアバターとしての私は何もできません。しかし、アバターを脱いだ内在意識にはすべてのことが可能であり、神が私の存在の意識であると知っています」

望みをかなえたいあまりに時間の間隔を短くしてはいけません。自然な間隔にしてください。誰も時間間隔を決めることはできません。自分にとって自然な間隔が何であるかは、あなただけが決めることができます。

時間は常に人間の自己概念によって左右されます。条件付けされた意識によって決定される自分自身への自信は、常に時間の間隔を短縮します。

もし今日が水曜日で、日曜日までに自分の新たな実現を体現したいというあなたの願望が実現可能だと決めたなら、これは、単に今日が日曜日だとイメージの中で感じるだけで達成できます。

朝起きて、一日の静けさと日曜日があなたにとって何を意味するかを感じ始め、実際に今日が日曜日であることを実感してください。

これが達成されたら、願望でしかなかったものを手に入れた喜びを感じてください。それを手にしたという完全な感動を感じ、それから水曜日、つまりあなたが元いた時点に戻ってください。

こうすることで、水曜日から日曜日に移動することで意識に空白が生じます。「自然は、真空を嫌う」ので、あなたが定めた願望を実現した喜びに似た鋳型を作り上げるのです。
水曜日と同じように、木曜日、金曜日、土曜日に同様のルーティンで期間を過ごすとき、状況に関係なく何もあなたを邪魔しません。


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ゆーき|楽曲分析ムージカント(フルート・ピアノ奏者)
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