ライターの経歴ってどう記録する?いまさら焦って調べてみた
こんにちは。
ライターの青柳由貴です。
早速ですが、タイトルにある「ライターの経歴」について、みなさんはどう管理していますか?
・手帳やノートにメモしている
・ファイリングしている
・パソコンにデータとして保存している
・自分のサイトやnoteなどに記載している
こんな方法があるのかな?と私は思っていました。
が、ライターを始めて6年経ち、いまさらだけど焦っているんです…。
今回は、どうして私が焦っているのか?経歴の記録はどう行うのがいいのか?について書いていこうと思います!
調べもしないで「なんとなく手帳で管理」したら失敗!
ライター歴6年って言うと、なんだかすごーーーくベテランな感じがしますよね。でも必ずしもそうではないんです…。
ライターになる前に十分にリサーチして、
こうしよう!このくらい準備をしておこう!最終的にはこうなるぞ!
と意気込んでスタートした方たちは、まず1つ1つの案件を大切にし、終えたらその情報をデータに残しています。そこには「このデータが次の案件につながるはず」という思いがあるのでしょう。
それに比べて私は、「12月から9ヵ月間、育児のテーマで36本書いたなぁ。一応手帳に記録しとくか」くらいの気持ちで手帳にざっくりメモしていました。「次の案件?どうせテストライティングがあるんだし、無記名記事だから実績にもならないし…」と思っていたんです。
しかし、ある時から「ポートフォリオをご提示ください」の一文が気になるようになりました。「この案件気になる~」と募集ページを開くとほぼ100%ポートフォリオの文字があるんですよ。
慌てて自分が今まで書いてきた記事を確認しようとしたら、経歴を記録している手帳が何冊も出てきました。
1年ごとに買い替える手帳になんで書いたんだろう。
これが私の最大の失敗です。
とにかく見返すのが大変!しかもいつからいつまで担当したのかがざっくりとしかわからない…。どんな記事だったかは覚えているのに、校正担当の方からどんな反応をもらったのかまでは覚えていない…。
これって、ライターとしてかなりまずい状況のはず。
経歴を記録するならどのツールがおすすめ?
私の失敗談から、「手帳にメモするのはNGなんだな」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。私の場合、毎年買い替える手帳に、しかもスケジュールページにバラバラッと記録したのがよくなかったんです。
手帳に書くならメモページにまとめて記入するとよいでしょう。大体の手帳にはメモページが数枚ついているので、そこに書けば比較的見返しやすいです。
経歴を管理するのに便利なツールの1つに、アカウントを作成して使うメモアプリがあります。ログインさえできればどのデバイスからもメモを確認できるため、外出先でも把握可能なのが魅力です。
メモアプリの中でも特におすすめなのは「Evernote」。
私はライティングする時、下調べのメモや下書きの保存をEvernoteで行っています。無料会員だと同時に接続できるデバイス数が2台に限られてしまいますが、スマホとパソコンの2台をつないで不便なく使えていますよ。
Evernoteは機能が充実していて装飾やスケッチなんかもできるので、経歴のメモにも十分使えます。しかも、ノートブックを作成すれば関連しているノートをまとめて管理できるため、ほしい情報をピンポイントで見つけられるんです。
例えば、
・自分ノート
・クライアントA
・クライアントB
・クライアントC
とノートブックを作成しておき、自分ノートに経歴やこれからやりたいことなどをまとめておきます。見返す時は自分ノートを開いて、経歴のページを出すだけ。
これならズボラな私でも今からできます!
そもそも経歴には何を書く?
経歴とは、いつからいつまでこんなことをしてきましたよ~と相手に伝えるためのもの。だらだらと長文を書いてもクライアントは読んでくれないので、ざっくり読んでもわかるような書き方を心がけた方がよいです。
書く内容は、
・自分ができること、得意とすること
・今までどんな仕事をどのくらいやってきたのか
・各案件でクライアントから評価されたこと、反省したこと
・依頼を受けた場合どのくらいの費用がかかるか(ライティング料)
・うまくまとめられるなら趣味などの紹介
という5つが基本です。私はこれから作るんですが、noteには「仕事依頼」の機能もあるようなので、そちらも活用しながらnote全体をポートフォリオ化させたいと思っています。
たくさんの手帳に散りばめられた案件の詳細を読みながら、なんとか経歴をまとめていきますね…。仕事するよりも時間がかかりそうです…。
経歴と実績は違う?ライターならではの困惑…
経歴と混同しやすいのが「実績」。ライターでいう実績は「記名記事や自分の名前で作成しているサイトなどのURLを提示して示すもの」という印象を受けました。
というのも、クラウドワークスやランサーズでの応募の際、「実績としてURL貼っておいてね」という一文をよく見かけるからです。
つまり、私のように無記名記事ばかり書いているライターは実績の提示ができない…ということになりますよね。これだと高単価の案件を逃しまくりなのでは!?永遠に実績が作れないのでは!?と焦りました。
そこで登場するのが「経歴」。実績の提示が必要な案件でも、経歴を提示することさえできれば高単価の案件も獲得できた!というライターがいます。
実績がなくても経歴を明確に提示できれば、ちょっと難しめの案件にも挑戦できるかもしれませんね。
結論:実績がないからこそ経歴の記録をしっかりすべし
私のように、無記名記事がほとんどで実績がないライターだからこそ、経歴はしっかりと記録しておいた方がいいとお伝えしました。
「そんなことないよ!経歴書かなくたってテストライティングで受かるし!」
という方もいるでしょうけど、テストライティングの単価が0.001円に設定されている案件を見たことがあり、単価によってはあまりおすすめできません。テストライティングでも納得できる報酬を支払ってくれて、継続依頼の割合が高いクライアントを探すのって結構大変なことです。
それなら、今からでも経歴を整理して、1つのツールにまとめて記録してみてはいかがでしょうか?今回はEvernoteをおすすめしましたが、自分が使いやすいツールなら何でもいいと思います。
私の失敗談から1つでも学んでもらえれば嬉しいです!最後までお読みいただきありがとうございました。
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