匠エンドピン No.11
こんにちは。
諭吉です。
今回はバスクラ回です。
かの有名な匠エンドピンをThe clarinet shop さんで試奏してきました。
それではどうぞ!
匠エンドピン
Es管用
C管用
立奏用延長ロッド
裏使用
などなど幅広いエンドピンに対応している。
吹いてみて
僕の使用しているセルマーのプリヴィレッジでは元々純正のエンドピンにB40、オプティマムのシルバー、青箱の3を合わせていました。
楽器本体の経年劣化により音は鳴るが、バスクラらしい音が出しやすいかと言われたら正直には言えない状態でした。
しかし、このエンドピンを試したらなんと言うことでしょう。
スロートの音域はなりやすくなり、音の線も太くなり、マッピとの相性にもよると思いますが息をバンバン入れても全て音に変えてくれる効果がありました。
使っている楽器は過去の先輩方が壊しに壊しまくってキーがもげたこともある大物ですが、そんな楽器でも過去の栄光を取り戻すかのような働きをエンドピンが担っていくれました。
もう純正のエンドピンには戻れませんね。
ポイントチップとフラットチップ
今回僕が購入したのは通常の匠エンドピン(Es管用)のフルセットです。
フルセットには、ポイントチップとフラットチップの2種類のエンドピンの先端が入っています。
この先端部分を変えることによって吹奏感や音色も変化します。
立奏よりも座奏の方がこの違いを体験することができます。
ポイントチップ
先の尖った方のチップです。
フラットチップよりも音のキャパシティが広く、音を響かせやすいと感じました。
パワーのある音が出しやすいと感じました。
フラットチップ
先端が平な方のチップです。
平なため、座奏や立奏の時は安定感があります。
ポイントチップより優しい丸めの音が出しやすいなと感じました。
立奏用の匠エンドピンってなに?
身長の高い人が演奏できるようにエンドピンにくっつけられる延長ロッドというものがあります。
身長によってはこのロッドを買わずに済む場合があります。
例として僕は現在、身長が160cmくらいです。
今回買ったEs管用のエンドピンは長めなのでギリギリまでエンドピンを上げれば僕の身長だと延長ロッドなしで立奏することが可能でした。
160cm以上の方は延長ロッドなしでの立奏は不可能です。
(補足:プリヴィレッジはLow C管ですがEs管用も使用可能です。)
最後に
今回もここまで読んでくださりありがとうございます。
エンドピンってお値段のするイメージがあり、音もそんなに変わらないと思っていましたが全然違いました。
エンドピン本体は1万円程度で買えるので魅力的ですね。
今回購入したのは通常の匠エンドピンですが、この上に裏使用というプロ向けのモデルもあるみたいですのでぜひ試奏してみてください。
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