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リガチャー試奏記その1(カーボン) No.2

こんにちは。
諭吉です。
今回はバンドレンの高級リガチャー、カーボンを試奏してきました。


カーボンリガチャー概要


定型リガチャー最軽量の軽さと、カーボンによる非常に高い剛性を併せ持ち、自重の軽さはリードの振動を妨げることなく、リガチャー本来の役割であるリードの固定という役割を純粋に遂行します。

高い剛性は余分な共振によるロスを抑止し、音響エネルギーを最適な状態で伝達します。

最上の遠達性、操作しやすいアタックとアーティキュレーション。

まるでリガチャーが存在しないかのような自然なリードの振動が得られる、まったく新しいコンセプトのリガチャーとなっています。

締めネジはバンドーレン独自のダブルトラックスクリューを採用し、均一な力でリードを保持します。

ステンレス製の締めネジと、チタン製のネジ受けで一度決めたリガチャーの締め付けを保持し演奏中のズレを抑止します。

Vandoren

 

材質 カーボン
ねじ 逆締め
   1本締め
値段 84000円(税抜き)


感想

このリガチャーは本体がとても軽いです。
手にとってびっくりしました。

吹奏感は軽すぎず、重すぎず、そんな感じでした。

引用の通り、リガチャーが存在しないかのような感じでした。

そして、リードの状態の良し悪しのまま音が鳴ってくれます。

なので、重いリードだと重い感じで鳴ります。

しかし、高級リガチャーにある補正的なものは少ないように感じました。

まとめると自分の音。

これが出しやすいリガチャーだと感じました。


ただこのリガチャーの一番ネックなところってやっぱり価格なんですよね。

なんと、、脅威の84000円!!!   (税抜き)

税含めると90000円越え…
高い。

いいリガチャーなんですけどね。

ある程度財力があり、自分の音を見つめ直したい人とかには合うと思います。

あとはリードのリガチャー補正がないのを利用して、良いリードと悪いリードがすぐわかりますね。
(リード判別にこんなにお金をかけるのかという問題がありますけれども…)


総合評価

レスポンス  ★★★★(とても良い)
値段     ★★★★(とても高い)


終わりに

今回も最後まで読んでくださり本当にありがとうございます。
やはり、リガチャーは面白いですね。
奥が深いです。
そんなクラリネットにまつわることをこれからも色々投稿していくので、 これからもよろしくお願いします。




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