第51話<エクスプレッションエラー>【Ae】アニメーションプリセットを手当たり次第試してみる
●はじめに
After Effects 2022 アニメーションプリセットを手当り次第試してみるという連載記事の、第51話となります。
前回の、第50話を投稿したのが、2022年12月26日でして、その後は1週間近く、次の記事の投稿ができていませんでした。
その理由は、エフェクト&コントロールパネル>アニメーションプリセット>Transition Dissolvesフォルダ内のアニメーションプリセットを試してみたところ、全28種類あるうちの、およそ半分近くで、うまくアニメーションプリセットが適用できなかったからです。
これまでも、うまく適用できないことは何度かありましたし、1つか2つぐらいであれば、そのまま進んできたこともありましたが、今回、ここまで多く適用できないとなると、無視することもできませんでした。
原因究明と、解決するために、結構な時間がかかってしまいましたが、ようやく目処がついてきた為、今回ブログを投稿することとしました。
●今回発生したエラー内容
Transition Dissolvesフォルダ内のプリセット48種類を、動画に適用してみると、「このプロジェクトにはエクスプレッションエラーがあります。:エラー1/165」と表示されていました。
以下は、エラーが表示されているところを拡大した画像です。
調べていると、右下にあった、以下の画像の、右矢印で次のエラーである、2/165と進んでいくことがが判明しました。
そして、虫眼鏡のアイコンをクリックすることで、エラーが発生しているプロパティを表示することができるとわかってきました。
虫眼鏡のアイコンをクリックすると、次の画面が下部のパネルに表示されました。
黄色のビックリマーク(注意マーク)をクリックしてみると、次の表示がでてきました。
Fade Master Controlという名前のエフェクトが見つからないか、存在しないと表示されています。
他のエラーも確認していくと、エフェクトの名前は、エラーの箇所によって異なりますが、共通していることとしては、「エフェクトが見つからないか、存在しない」という問題が発生しているようでした。
●エクスプレッションエラーの原因
「After Effects エクスプレッションエラー」の検索キーワードで、WEB検索してみると、複数の類似の情報が見つかりました。
それらの中で、共通して書かれていたことは、概ね次のようなことでした。
●エクスプレッションエラーの解決方法
WEBで調べると、以下の方法が解決策として有効となるようでした。
①After Effects を英語版で起動する。
②After Effects を英語版でインストールする。
③エラーが起こっているエクスプレッションを書き換える。
最も簡単な方法は、①After Effects を英語版で起動するという方法ですが、
ただ、そのやり方だけでは、全てのエラーの修正ができなかった為、②After Effects を英語版でインストールするということもやってみました。
その結果、Transition Dissolvesフォルダ内の英語版のアニメーションプリセットを再度適用することで、全てのアニメーションプリセットの適用ができるようになりました。
●感想および、次回予告
今回は、一連の解決までに、ずいぶん時間がかかってしまいました。
何故、元々の標準で組み込まれている、アニメーションプリセットであるにも関わらず、このようなエラーが起こるのだろうか?と疑問にも感じました。
ただ、WEBで情報を検索した際に、別途入手したり、購入したプラグインやスクリプト、テンプレートがうまく動作しない際は、上記の手順で解決していく必要がある(=結構、このようなことは起こる)ようでしたので、このトラブルも経験値が上がったと前向きにとらえて、進んでいきたいと思いました。
次回の、ブログでは、①After Effects を英語版で起動するの、実際のやり方から記載していきます。
ここから先は
After Effects 2022に標準で入っているアニメーションプリセット(全564個)を手当たり次第試してみてその結果を掲載していま…
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