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第53話<After Effectsを英語版でインストールする方法>【Ae】アニメーションプリセットを手当たり次第試してみる

●はじめに

After Effects 2022 アニメーションプリセットを手当り次第試してみるという連載記事の、第53話となります。

エフェクト&プリセットパネル>アニメーションプリセット>Transition Dissolvesフォルダ内のアニメーションプリセットを動画に適用してみたところ、エクスプレッションエラーが発生し、その解決策としてAfter Effectsを英語版で起動したと前回のブログではご紹介しました。
※以下が、前回のブログのリンク先となります。

ただ、それでもまだエラーがいくつか残っていましたし、今回のアニメーションプリセットがうまく動作しませんでした。

その為、解決に向けて考えられる、次のことを試してみました。
After Effects を英語版でインストールしたらどうかと考えて、試してみました。

その方法および、結果がどうであったかを今回は記載します。


●先ずは、現状のバージョンの確認から

After Effects の左上のメニューの中の、After Effects > After Effectsについての操作から、現在のバージョンを確認することができます。

これまで、私が使ってきた、After Effects のバージョンは、22.4であったことがわかりました。

その後、22.5、22.6、23.0、23.1とバージョンアップされてきており、いつでも、アップデートが利用可能となっていることがわかってきました。


●英語版でのインストールを思いついた理由

そのまま、日本語版でアップデートすることも可能でしたが、今回は英語版でアップデートをすることを考えました。

その理由は、After Effects を前回ご紹介した方法で、英語版で起動してみても、Effects&Presets>Animation Presetsを開いてみると、その中に表示されているプリセット名は、全て日本語となっていたからです。

英語版で再インストールすることで、英語のプリセットを再読み込みするのではないか?と考えました。


●英語版でインストールした方法

その為には、初期設定のインストール言語を、日本語から英語に変更し、その後、アップデートを行う必要がありました。

手順としては、先ず、Creative Cloudアプリを起動しました。

すると、次のような画面が表示されますので、右上のアカウントのアイコンをクリックします。

次に、環境設定をクリックします。

左のメニューからアプリをクリックして、初期設定のインストール言語を、English(International)を選択しました。

以下の、①の赤で囲ったところをクリックし、②他のバージョンをクリックすると・・・

利用可能なバージョンが表示されますので、今回は、After Effects(22.6)を選択し、インストールを進めました。

なお、After Effects(23.0)、(23.1)をインストールすると、After Effects 2023になるようでしたが、私のブログでは、After Effects 2022のアニメーションプリセットを手当たり次第試すというということをテーマとしていましたので、After Effects 2022の最終バージョンと思われる、After Effects(22.6)でのインストール(=バージョンアップ)を進めていきました。



●その結果は・・・

After Effectsを起動後に上部の、After Effectsクリックし、About After Effects をクリックすると・・・

Versionは、22.6 となっていることが確認できました。

そして、Effects&Presets>Animation Presetsを開いてみると、その中に表示されているプリセット名は、英語表記のものも表示されていました。
※日本語表記のものは削除されず、英語表記のものと混在されていました。

次に、Transition Dissolvesフォルダ内のアニメーションプリセットが動作するかどうかですが、英語表記のアニメーションプリセットでも、日本語表記のアニメーションプリセットでも、再度、アニメーションプリセットを動画レイヤーに適用してみると、どちらでもアニメーションが動くようになっていました。

これで、問題の大部分は解決できましたが、ただ、expression errosは、変わらず表示されていました。

errorの数も、バージョンアップ前と変わっていませんでした。



●感想および次回予告

これまで、うまく動作させることができなかった、Transition Dissolvesフォルダ内のアニメーションプリセットが、先ずは動作できるところまで進んでこれましたので、良かったです。

今回、英語版をインストール(日本語版からアップデート)行いましたが、前回の第52話でご紹介した、”ae_force_english.txt”のファイルを書類フォルダ内に保管しておくことは必要でした。

このファイルがないと、After Effectsは、日本語で起動してしまいましたし、今回のアニメーションプリセットがうまく動作できませんでした。

次回は、expression errosがでないようにできないか?と考えて、試してみましたので、その方法と、その結果について記載していきます。

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