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【ワーホリ日記:Day25】AIの力を借りて、人間らしい英語の文章を書く方法

9月13日(金)

今日は一歩も外に出ていないけど、かなり仕事をした。本日のタスクは、また職探しと応募。LinkdinやIndeedに掲載している仕事は、CV(履歴書のようなもの)だけで簡単に応募できる物が多いので、ポンポン送っていたが、ここで問題発生。Cover Letter が必要なものが出てきてしまった。

イギリスで仕事に応募するときは、基本的にCV(履歴書)と、Cover Letter(志望動機)を提出するのが一般的だ。ただ、職探しのウェブサイトを利用すると、「簡単応募」みたいな形で面倒くさいCover Letterは省いて履歴書だけ送れる場合もある。日本の志望動機と同様、Cover Letterには、どうしてその仕事がしたいか、なぜ自分がふさわしいか、等の情報を簡潔に盛り込まないといけない。うーん、めんどくさいなあ。とりあえず、「Cover Letterの書き方」みたいなページを参考に内容を書き出してみる。

それっぽい内容を書いて、最近頼り切りのChatGPT君に「良い感じにして~」と投げると、なんかすごいプロフェッショナルっぽい単語が入った文章が出てきた。英語ネイティブではないと、あたかもこれが「間違いの無い最高の表現」と思い込みがちなのだが、実はここにも欠点があることを最近知った。AIの生成する文章に対抗するためか、世の中にはAIチェッカーという物が存在するのだ。

今日は、私の親友ChatGPT君の敵であるAIチェッカー君に、できあがった文章を解析してもらった。結果は、「全体の100%がAI生成文章」。バレてる、オワタ!ネイティブじゃないと微妙なニュアンスや不自然さが分からないから、こればかりは難しい。そしてやっと気づいた。やっぱり、ちゃんと自分の頭で文章を考えないといけないんだな、と。適当な感じで考えてAIに作ってもらうというやっつけ仕事では、人事部もお見通しだよな、と。

しかし、英語で書き始めようと思っても、何も出てこない。なんて説明して良いか分からないし、何から書けば良いかも分からない。そして、小一時間格闘してたどり着いた結論。それは英語で書こうとしているからだ。

そんなの当たり前じゃん、と思う人もいるでしょう、その通りです。ただ、私の場合、英語でアウトプットするときは「日本語→英語」の翻訳だと案外うまくいかないのと時間がかかるので、必ず書くときも英語で考えるように心がけているのです。

しかし今回の場合、大学院を卒業してから数年経ち、かなり英語のライティングにブランクがあること、そして日本でやっていた自分の仕事やスキルについての説明なんて英語で考えたことがなかったことが影響して、全然いい文章が思いつかなかった。だからもう割り切って、一回日本語で志望動機をまとめることにした。書き始めてから、気づく。日本語で考えていてもこれだけ悩むのに、最初から英語は無謀だったな、ということ。やはり日本語脳のほうが優秀だから、論理的な考えをまとめるのには、こちらを使う方が勝手がいい。

こうして書き上がった日本語の志望動機を、段落ごとに翻訳機で一括変換。でも、これで終わりじゃないよ。日本語の文章をただ英語翻訳機にかけただけだと、しっちゃかめっちゃかだからね。ここで翻訳機を使う理由は、ぱっと思い浮かばない単語をいちいち調べなくてもいいから。

こうしてできあがった直訳文章と、日本語の文章をみくらべて、ここからは英語脳の出番。英語で考えながら、単語を入れ替えたり、文章構成を変えたりする。そしたら、なんだか自分のレベルで分かりやすい文章ができあがってきた。

さあ、わくわくAIチェッカー。結果は、、、「全体の30%はAIの可能性」。よし!やったぞ。読み直してみると、自分で考えて書いた文章は頭に入るし、面接の時に答えるであろう内容を考える練習にもなっていいな、と思った。久しぶりに英語と格闘して、大学院時代に寝ずにエッセーを書いていた頃を思い出したよ。できあがった文章は、一旦もう一つのブレーン、エディおじさんにチェックしてもらうことにして、今日はこの辺りで休みます。

追記:なんだか昨日辺りから喉が痛い。風邪かなあ。とりあえず日本から持ってきている余った風邪の処方薬を飲んでおいた。


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