カヤックで知床半島一周⑦(ワイルドライフⅡ)
まだ1日目を書いてるという。。。長い。長い一日だったという事で(体感/当社比)お許し願いたい。
カヤックを降りてから、丘トレッキングを楽しみ、川釣りを楽しんだ後、さて、お楽しみの夕食準備。(その前に爽やかな!?笑顔でなんかを齧る。。いや、それ、根室昆布やん。) 早速釣ったオショロコマをワイルドに焚火で焼いて前菜作り。 あっという間に香ばしい香りが辺りに立ち込めて唾が出る。 が、、よく見てください。オショロコマは丁寧に内蔵が取り除かれているんです。これ、私達がちょっと休憩している間に爺が処理してくれたんです。。。ナイフ一本で冷たい川水で洗いながら皆の分を、とても丁寧に。。一人座り込んで処理してたその姿を私は一生忘れません。美味しかったオショロコマ。ありがとう。。。
そんな爺の手元をずっと狙ってたのは、このカモメたち。 恐ろしい数のカモメが常に岸辺にいて、何やらずーーーーーーーーーっと井戸端会議のようなおしゃべりを続けていたので、最初はその大きさと鳴き声に驚いたものの、夕方にはすっかり慣れた。。 暗くなってもしばらくいましたが、明け方には少なくなってましたが、彼らの生活習慣がどうなってるのか知りたいわ。。。
そしてこの日の夕食は、蟹鍋! まるごと一匹どーんと。。あ、もちろんこれは海で採ったわけじゃなく、冷凍して積み込んできたんです。すごくないですか?ワイルド豪華!!
いやいや、ちょっと待て。 蟹はともかく、こんなでかい鍋、カヤックに積める訳ないやん。これキャンプちゃうやろ。。。と思ったそこの人!
これを見てください!
そうなんです。カヤック1号には前にヤカン、後ろに鍋(映ってませんが)が積まれており、別名ナベヤカン号と呼ばれる英雄的存在がいたのです!
彼ら号のおかげで私達は3夕食を素晴らしい鍋料理で楽しむことが出来たのです!スパシーバ!ナベヤカン号!
たっぷりと食事を楽しんだ私達は、どれだけゆっくりと過ごしたと感じても寝る体制になったのは夜8時。 まだうっすら明るいやん。。寝れるわけないよな。。と思っていたのに、肌寒い外気を感じながら初めての寝袋に入った途端、、星空を楽しむ間もなく就寝しておりました。。。
さあ!明日は「ペキンノ鼻」を超える事が出来るだろうか!
続く →⑧話へ
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