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ITパスポートと簿記3級はどっちが難しいのか
おはようございます!Yukiです!
今回はITパスポートと簿記3級はどっちが難しいのかという話です。
IT系基本資格のITパスポートと会計系基本資格の簿記3級は、どちらも人気の資格であり挑戦してみたいと考えている方がいらっしゃると思います。
とはいえ、受けたいとは思うけど、どちらも挑戦する時間もあまりないし、難易度がいまいちわからず、一歩を踏み出せていないかもしれません。
筆者は日商簿記3級に2022年6月、ITパスポートに2023年5月に合格しており、両方保有しております。
当時の経験を振り返り、ITパスポートと簿記3級のどっちが難しいのかを考察しますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、私が宅地建物取引士・危険物取扱者乙4・登録販売者に1年間で合格した方法は下記にありますので、よろしければ参考にしてみてください。
さっそくいきましょう。
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ITパスポートのほうが余裕で難しい
結論から言うと、ITパスポートのほうが余裕で難しいです。
なぜかというと、覚える範囲が広く、出題される内容も簡単ではないからです。
ITパスポートは初学者にとっては膨大な範囲を理解しないと合格できない試験なのに対し、簿記3級は複式簿記という概念を理解するのに最初は苦労するのですが、問題演習を進めていくと、ある程度パターン化されているのに気付けて点数が取れるようになります。
ITパスポートは大きく3つの問題分野があり、
・ストラテジ系
・マネジメント系
・テクノロジ系
ストラテジ系では企業活動に関する内容、マネジメント系ではIT系管理者の仕事に関する内容、テクノロジ系ではコンピュータやIT実務に関する内容が出題されます。
120分で100問を解いて、1000点満点で合計60%以上の点数をとり、それぞれの分野で30%以上とらないと合格できない試験がITパスポート試験なのです。
言い換えると、足切りが設定されているので、どの分野も捨てることができない試験ということです。
IT系の基本資格なのでサクッと取れそうな感じがしますが、学生やIT業界以外の社会人であれば意外と知らない内容が多いです。
もちろん、IT業界で社会人経験が数十年ある方なら、聞いたこと知っている内容がほとんどだと思いますが、初学者には壁があります。
実際に受験した感想として、難しかったなと思いました。
受験するまでの流れとしては、試験の1ヶ月前くらいに下記の参考書を買って、平日は仕事が終わってから、休日は気が向いたときに勉強していました。
勉強机に座って本気で勉強をしていたかと言われればそうではないですが、スキマ時間を見つけてコツコツ進めていきました。全体的な勉強時間でいうと、50時間以内だと思います。
正確に測っていないので詳細はわかりませんが、平日休日1時間を約1ヶ月くらいしてましたので、これくらいかなと思います。
一般的に合格に必要な時間は100時間と言われており、それよりも少ない時間で合格しましたが、実際に受験し終わったときの感情としては、不合格だなと思いました。
というのも、参考書に載っている問題の類似問題があまり出ずに、手応えが全くなかったからです。
執筆時よりも1年前に受験しておりますので、記憶が薄れていますが、いわゆる過去問さえ暗記すれば合格できるような難易度ではなかったですね。
本試験では見たことのない問題が多く、自信を持って解答できませんでしたので、不合格になったと思ったわけです。
結果的には合格しましたけど、想像以上に難しいのは間違いないです。
ITパスポートは国家資格なので、国家資格に合格するためには、軽視をしてはいけないということです。
日商簿記3級は80点以上で合格した
では日商簿記3級の難易度はどうなのかというと、ITパスポートと比較すると、難しいというわけではないということです。
もちろん、勉強しないで受験すると普通に落ちるので簡単ではありません。
しかし、受験範囲の広さや覚えるべき内容の難しさを比較すると、ITパスポートに軍配が上がるのかなと思います。
日商簿記3級は商業簿記であり、中小企業の経理実務の基礎となる資格です。複式簿記を学習するにあたって、はじめは慣れないと思いますが、問題をこなせば徐々に理解できるようになります。
簿記3級は大問3つあり、それぞれで計算力も問われるので、一見すると難しいと思いますが、算数レベルなので四則演算ができれば問題ありません。
私が受験した感想を述べると、問題演習を繰り返していれば合格できる難易度だと思いました。当時は問題集の類似問題が多く、手応えもしっかりありました。捨てた問題もありましたけど、各大問で足切りもないので、苦手分野は克服しなくても合格できるのです。
結果的には50時間以内の勉強で100点満点中80点以上で合格できました。(合格ライン70点以上)
簿記3級も100時間が合格に必要な勉強時間と言われますが、最近ではネット試験も導入されており、模試感覚で受験できるようになったので、それよりも少ない時間で合格できると思います。
まとめると、試験範囲の広さや内容の難しさ、試行回数の違いから簿記3級よりITパスポートのほうが難しいというわけです。
ITパスポートと簿記3級はどっちも取得する
今回はITパスポートと簿記3級はどっちが難しいのかという論点を考察しました。
ITパスポートは広範囲で内容も難しいのに対し、簿記3級は問題演習を繰り返し行えば合格できる難易度なので、ITパスポートのほうが難しいという結論です。
ITパスポートは暗記だけでなく理解をしないと合格できないのに対し、簿記3級は手をかなり動かして問題を頭にたたきこんでおけばその延長で合格できるようなイメージです。
これから受験を考えている方は参考にしてみてください。
もしどっちか一つしかとれないという状況なら、私は簿記3級を取得します。経理職への道がひらけますし、何よりお金の流れについて理解できるようになるので、収支管理による資産形成にも活かせるからです。
とはいえ、ITパスポートと簿記3級はどっちも取得したほうが良いということを伝えたいと思います。どちらも基礎資格になりますので、社会人としての共通言語になります。
ITパスポートは企業活動からIT知識を学び、簿記3級では仕訳という手段でお金の流れを学習します。
ITと会計はこれからビジネスで活躍していきたい人には必須になると思いますので、時間がある方はどちらも取得してみましょう。
私もこれから努力を続けます。
今回も最後までご覧くださり、ありがとうございます。
私が簿記3級に合格した方法は下記にありますので、こちらも参考にしてみてください。