美術館、好き!
自然と人のダイアログ
印象派の作品がたくさんあった(幸)
印象派ってなに?なんかふわーっとしてて、輪郭がはっきりしてなくて雰囲気が良くて綺麗なやつ。多分最近よく見るし、ファッションみがあると思う。
モネとかのこと。と言う浅い理解
私は美術館が大好き。はっきり言うのはちょっとなんかくすぐったいけど。
どちらかというと周るのは遅い方。
そしてその場でちょっと浮く。ちょっとだけ
美術作品を見て、わーすごい、で終わりたくない。
もっともっと隅まで味わいたいから、色々動いてしまうから。
シニャックのこの絵。シニャックに出会うのは3回目だけど、この人好きだシニャックって名前なのねと認識できたのは今回だった。
目に入った瞬間、胸がふわっと踊る。
美しさが流れ込む。色が良いなぁ。
色が目を通って、神経を通って、理解するより前に体に直接作用しているんじゃないかと思う。
光が私にも当たって、広がりを思って遠くを見る。耳の下、首の横を柔らかい風が通り抜けていく。目の前にその場所がある。解放感と少し哀愁。それが心地よい。落ち着く。
「うわー、なんて気持ちのいい場所なんだろう。行ってみたいな。」なんて思う。
耳を澄ますと知らない街の日常の音。船の横に人。夕方だから仕事終わりかけ?今日のことなんか話してるんかな。そんなに楽しそうでもない適当な落ち着いた声。
凪がこの人達には普通として、ただある、いる。それがすごく尊いことに思える。
近くに寄ってみる。そうすると今まで繊細な絹のような印象を持っていたそれが、粗くつぶつぶとした絵の具のまとまりだったことに気づく。大体私の小指の爪ぐらいの大きさのつぶつぶ。
そして意外と暗い色を使っているんだという気づき。陸の部分は明度が低い。そしてそれが実は絵の20%くらいは占めている。意外だ、と同時にストンと落ちてくる。光と影はいつでも一緒だよね
人が読むと思うとちょっとなんか恥ずかしいけど、忘れたくない体験。だから書いてみる。出してみる。
こんな調子やから美術館は周り終える頃にはお腹いっぱい心いっぱいになっている。
美術館にまた行こう