ブログをはじめて の話。
こんにちは。雪バカ田中です。スノーボード旅行に関するブログ「雪バカ日誌」の管理人をしています。わがブログ、雪バカ日誌も始めて7年がたち、今じゃ中堅ブロガー的な立ち位置にいます。今回はそんなブログ運営で思っていることをお話しします。
最近のブログってみんなおしゃれじゃね!?
老害気質めいたことをお話しさせていただくと、私が始めた頃のよそのブログさんと、最近始まったような同テーマを扱うブログさんを比べると最近のブログはとってもおしゃれだなと思います。
自分らの世代のブログなんて言うのは「書くことないっすー」みたいなことを書いたり、むだな改行がおおかったり、「不定期更新。オヤジが思ったことをただ書くブログです」みたいなものがザラにあって、そういう感じだったのに、今じゃきちんとタイトル画像作ったり、文字数もそれなりでオチ作ったりしていて、すごく上手だなっておもいます。記事作りもそうだけど、ブログ運営そのものがうまいよなーなんて思います。
あと、一番感じているのは自分を演出するのがみんな非常にウマいということ。自分が運営するスノーボードブログは、コンセプトがどこにでもいる中年の一般スノーボーダーがスノーボード旅行関連で体験したことの事後報告って感じなんですが、そこには主語である雪バカ田中のことはあまり語らないようにしています。
ただ、いまはそれとは逆がトレンドですよね。自分という主語を大きくして、自分が感じたものや買い物レビューなどを堂々と自分の意見と述べている方が多い。そして、その主語である自分を演出するのがとても上手。
自分を演出することがうまい人って、総じてSNSの扱い方も上手ですよね。田中はその辺がどうしても苦手。というか、LINEとかもあまり得意でなく、どうしても長文になっちゃって、ほんと自分ってオッサンだなーなんて思っちゃいます。ただ、ここでいうオッサンっていうのは、年齢的なものもそうなんだけど感覚的な部分も大きいような気がします。
本当は個人的に読んでいるスノーボードブログ名を挙げたいんですが、それやっちゃうとそこにあげられなかったブログさんに不快感与えちゃうかもなんて思うので、やめておきます。それも感性がおっさんだよね。
撤退ができないおっさんの悩み。
そんなおっさんの悩みは撤退ができないということ。やっぱり感性が若いと「とりあえずやってみまーす」みたいな感じで新サービスなんかにも率先してとトライしたり「言いたいことをとりあえず言う」みたいなこともガンガンやれちゃったりもします。
たいしておっさんは、それ始めてサービスが下火になったらなんかイヤじゃね?とか自分の発言で嫌な思いした人が多くて攻撃されたら落ち込んで立ち直れないんじゃね?みたいなそんなこと考えちゃうんですよね。そのくせ、ブログ更新して、みんなからの反応がなかったりすると、それはそれで拗ねちゃうみたいなね。あとは、環境の変化にもビビリがちですよねー。
まぁ、そういう部分で自分の演出がうまくてブログもSNSもブリブリ~って感じの人がとってもうらやましいなとも思っています。
(あ、ちなみにこれは雪バカ日誌やめたいんですってことじゃないですからね)
それでも楽しい自己表現の世界
そんな悩みもありますが、それでもブログが楽しいと思えるのは自己表現だからですね。自分の場合はブログなんですけれど、これが音楽作ったり、絵描いたり、動画作ったりとか、そういうのすべてが自己表現だと思います。コンテンツを作っているときって集中するのでそれだけでもストレス発散になると思うのですが、それをネット上に公開するのもそれはそれで楽しいんですよね。
自分の思ったことを文章や写真にして、それを世界の誰かが見てくれているかもしれないというドキドキ感。雪バカ日誌を始めたころは1記事に10PVつくだけでうれしかったし、毎日ブログの管理者画面を見てニヤニヤしていたのを覚えています。
この記事を書いている雪バカ田中は38歳で、ブログを始めた30歳あたまのころとは環境が違っていて、ブログに割ける時間も少なくなり、6日に1度2000文字ぐらいの記事を作るというのがクオリティ的にも限界だねなんて思っていますが、それでも楽しくやっています。
まず、好きなことを語るっていうのが楽しいし、でもそれを楽しいの一言で終わらせちゃうとコンテンツとしてはつまらないので、どう楽しかったとか、読んでくれる人はこの楽しみはどうやったら味わえるのかとか、そういうのを伝えるためにどうしたらいいのかって考えるのも楽しいななんて思っています。
「楽しければそれでいい」は言いたくないけれど、それでいい。
「楽しければそれでいい」っていう言葉は社会人としてあまり使いたくない言葉なんですが、趣味の世界においてはまぁ実際はそこに尽きるなと思っています。
テレビ番組の「マツコの知らない世界」や「激レアさんを連れてきた」なんかに出てくる人や、SNSの世界など。世の中では「突き抜けてる一般人」みたいなものがヒッジョーにもてはやされています。
自己表現を続けていると、やっぱりそういうのにはすごくあこがれもするし、ある時からそれが嫉妬に変わったりもします。けれど、そこに視線を持って行きすぎちゃうと、どうしても自己表現が楽しくなくなっちゃうし、さらにはその趣味自体も楽しくなくなっちゃう。
雪バカ田中はブログやスノーボードについては特にそう思っています。楽しければそれでいい。
けれどね、やっぱり仲間内では1番うまい存在でいたいし、新しいギアやウェアでテンション上げて滑りたい、いい雪当てたい、リフトの上の視線に追いかけられたい。まぁ、自分にとってはそういうベクトルに努力していくっていうのも楽しいってことなんですよね。きっと。
というわけで、今回はそんなブログのお話を書いてみました。
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