第2回「春からはじめるシミ対策」
「春からはじめるシミ対策」
こんにちは!美容ズカイストのあつこと管理栄養士のゆきです。
4月になり、新しい環境になった方も多いのではないでしょうか?
何かと忙しいこの時期。
慌ただしさから、自分のことをおろそかにしがちな時期ですが、透明感のある肌は今の時期が大切!
今回は肌の透明感を損なってしまう「シミ」対策について、中と外の両方からアプローチしていきます。
春のゆらぎ肌&紫外線→シミになりやすい!
前回は春のゆらぎ肌についてご紹介しました。
今回は春のゆらぎ肌には紫外線がかなりダメージを与えやすい、ということについて解説していきます!!
春の紫外線は夏よりは少ないものの、冬と比べると格段に量が増えます。
「春だから紫外線はまだ大丈夫だよね?」なーんて考えていると、すぐに日焼けします。
前回ご紹介した通り、3・4月は乾燥した冬を越え、肌がゆらぎ肌になりがち。乾燥によって角層が一部めくれていることも
表皮の1番上にあるのが角層です。角層がめくれると、刺激を受けやすくなり、化粧水がしみたり、かゆくなったりします。
また、紫外線のような刺激をバリアする力も弱くなっているので、シミの原因になりやすいです。
シミはメラニンの蓄積によって表面に表れてきます。今はシミが見えていなくても、年齢を重ねるにつれて、どんどんとシミが表面に出てくるようになるのです。
「自分はシミがないから紫外線対策しなくても大丈夫」ではなく、常時、紫外線対策をする必要があるのです。
この季節はSPF30前後のものを使えば大丈夫です。赤ちゃんが使うものだとSPFが弱いので、それを使っても大丈夫。
長時間屋外でスポーツをする際にはもう少し強めのものを塗ってください。
また、日焼け止めはタオルでこすったり、汗などで落ちてしまうこともあります。なので、こまめに塗り直す必要もあります。
お昼の休憩を使うなどして、上から重ね付けするとより効果的です。
温かくなり、外出するのが楽しいこの季節。日焼け止めをバッグに入れて出かけましょう!
糖化予防でシミを防ぐ
シミの原因であるメラミンは「肌細胞の糖化」が原因。
活性酸素による酸化が「体のサビ」と言われるのに対して、糖化は「体のコゲ」とも呼ばれています。食パンなど食品を焼くとこんがりキツネ色になりますよね?
タンパク質と糖が加熱されてできる成分AGEs(Advanced glycation end products:終末糖化産物)は、かなり毒性が強く分解されにくい。1割くらいは体に残って悪さをし続けます…AGEsの影響でシミの原因物質はなんと4〜6倍に! 怖いですね〜。
つまりシミ予防には【 糖化の予防 】が必須ということ!
糖化予防策
【避けたい食品】
加工肉(ソーセージ、ベーコン、ハム、缶詰、ファストフードのパテなど)には、AGEsが特に多く含まれています。
また、揚げ物(唐揚げや天ぷらはもちろん、スナック菓子なども)高温調理になればそれだけAGEsは増えるので注意したいですね。
【増やしたい食品】
体に入ったAGEsを出すことはとっても難しい!
ということで、AGEsから受ける影響=酸化を防ぐ食べ物が有効。
●抗酸化:ブルーベリー、アボカド、鮭・鯖
●ビタミンC:ブロッコリー、ピーマン、さつまいも、キウイ、柑橘類
この辺りを積極的に摂るのがオススメです。
体内での合成を防ぐ
AGEが増えやすいのは食後1時間。これは食後に血糖値が上がり、糖化を進めてしまうから。高血糖が続くほど、AGEsの量は増えてしまうんですね。
対策は食後20~30分の軽いウォーキング。これは外食後には階段を使うなど、身体を動かすことを少し意識するだけで効果が出ます。
これはシミだけでなく、シワや肌のくすみなど、老化予防にもつながるので是非覚えておきましょう!
メラミン自体は、肌のターンオーバーで自然と剥がれ落ちて行きます。なので不規則な生活や過労などで血行を悪くして、メラニンの排出が遅れないよう、生活習慣も整えてあげるといいですね。
まとめ
ここまでご覧いただき、ありがとうございました!
次回は「汗のにおい対策」についてご紹介します。お楽しみに!
⬇︎このnoteを書いた人⬇︎
【美容ズカイスト あつこ】
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【管理栄養士 飯田ゆき】
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