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【フランスワーホリ #8】ランス旅行記

フランスワーホリ生活で初めての旅行は、シャンパーニュ地方のランスへ行ってきました。

目的は、スタッドランス vs. ASモナコのサッカー観戦

渡仏前から絶対に見たいと思っていた、リーグアンの日本人対決。

間近で観れてとても良い思い出になりました✨



1日目:試合観戦


試合当日は、夕方まで仕事をした後、バスで移動して試合会場へ。

フランス北東部にあるランスは、パリから電車で1時間弱、バスでも2時間弱で行くことができます。


パリからランスへの移動


私が移動に利用したのは、「BlaBlaCar(ブラブラカー)」の高速バス。

フランス国内やヨーロッパ各地を走る格安バスと、一般の方の車に相乗りするサービスを提供している会社です。

これまで、ヨーロッパの移動には「FlixBus(フリックスバス)」という格安バスを利用していましたが、比較したらBlaBlaCarの方が若干安かったので、今回初めて利用してみました。

綺麗なバスで快適でした


運賃は、往復で約16ユーロ!

日本円に換算しても2,600円くらいと、リーズナブルに移動できました。

BlaBlaCarのランス行きバスの発着は、Gare TGV Reims Champagne-Ardenne(TGV ランス・シャンパーニュ=アルデンヌ駅)という、少し街の中心から離れた高速列車TGVの駅前だったため、到着後はトラムに乗って移動しました。

パリを出発したのが16:45、ランスに到着したのは予定通り18:30頃。

試合は21:00キックオフなので、まずはホテルにチェックインし、その後スタジアムに向かいました。


ちなみに、紹介した2つの会社の高速バスの運賃は、座席が埋まるほど価格が上がっていくため、旅行の日程が決まったら早めに予約するのがおすすめです!
(同じ行き先でも、利用者が多い朝晩などの時間帯は、高くなる傾向があります)

また、FlixBusの発着は街中にあるGare de Reims(ランス駅)など、会社によってバスの停留所が異なる場合もあるので、ホテルの場所や旅行プランに合わせて選ぶのも◎

バス移動の注意点は、渋滞などによる遅れに加えて、バスの出発自体が遅れる可能性があること。。

私もこれまで1〜2時間待たされた経験もあるため、節約のためにバスを選ぶ場合は余裕を持ったスケジュールを組んだ方が良いです…!


スタジアムに到着


試合開始の1時間半前くらいにスタジアムに到着し、まずはオフィシャルショップでマフラーを購入!

これまでも、欧州サッカーの試合を見に行く度にお土産としてマフラーを購入していて、今回はランスのモニュメントが描かれたマフラーを選びました。

マフラーとサンタ帽

2024年のリーグ最終戦かつクリスマス直前ということで、入口ではサンタ帽を配っていたので、帽子をかぶってマフラーをして応援^ ^

生でクリスマスソングを歌唱していたり、クリスマスマーケット風のお店が出ていたり、クリスマスシーズンならではの盛り上がりも感じられて、楽しかった!!

Tartiflette(タルティフレット)を食べました!


キックオフ!


スタッド・ランスのホームスタジアムである「スタッド・オーギュスト・ドローヌ」は、観客席がピッチに近く、予想以上の至近距離に大興奮!

私は40ユーロ(約6,500円)の座席を購入しましたが、前から4列目だったので選手たちのプレーが目の前で見れて、大満足でした。

スタッド・ランスには伊東純也選手と中村敬斗選手、ASモナコには南野拓実選手が所属しており、全員が先発メンバーとして活躍しています。

日本人選手たちが目の前に!!

注目の日本人対決ということで、日本人の観客も多く、日本の国旗を持ったサポーターもたくさんいました。

現地のサポーターも日本人のプレーに注目していて、ボールを持つたびに「イトー!」「ナカムラ!」と声を出して応援している様子を見て、なんだか誇らしい気持ちになりました…。

結果はスコアレスドローでしたが、生でプレーを見れて本当に楽しかったです!


2日目:ランス観光


スタジアム近くのホテルに一泊し、2日目はランスの街を観光しました。


ノートルダム大聖堂


最初に訪れたのは、ランスのノートルダム大聖堂

フランス歴代の国王たちが戴冠式を行ったという、歴史と威厳を感じる場所です。

ゴシック建築の見事なファサードに並ぶ、無数の彫像が圧巻でした。

ランスのノートルダム大聖堂

内部は美しいステンドグラスと彫像で飾られており、日曜でミサが行われていたこともあり、窓から差し込む光と聖歌の響きが心に残りました。

大聖堂の隣には、かつて王族が滞在した「Palais du Tau(トー宮殿)」があります。

現在は修復工事中のため見学できませんでしたが、このエリア一帯は世界遺産にも登録されています。


街歩きとグルメ


ランス中心部には、カフェやブティックが並ぶ賑やかな通りや広場が点在しています。

特に印象的だったのは「Place Drouet d'Erlon(デルロン広場)」。

クリスマスシーズンのため、観覧車やライトアップされたツリーなどで装飾されていました。

広場の中心にあるモニュメント

シャンパーニュ地方の中心地であるランスの名物といえば、もちろんシャンパン。

気軽にシャンパンが楽しめるカフェやレストランもたくさんあり、シャンパンメーカーの見学ツアーなども行われています。


そしてもう一つの名物が、「Biscuit rose(ビスキュイローズ)」。

その名の通りピンク色(rose)のビスケット(biscuit)で、シャンパンやワインなどに浸して食べるのが定番だそう。

FOSSIER(フォシエ)でお土産を購入!


クリスマスマーケット


ランスのクリスマスマーケットは、フランス三大クリスマスマーケットとも言われているそうで、とても広い!

飲食店や衣服、工芸品などさまざまなお店が並び、多くの人で賑わっていました。

ランチには、肉や野菜を煮込んだPoêlée du Noël(ポエレ・ドゥ・ノエル)とVin chaud(ヴァン・ショー/ホットワイン)を注文。

クリスマスマーケットでランチ

パリのクリスマスマーケットと比較すると、どれも安くて嬉しい…笑


シャンパンのメゾンも出店しているため、グラスでシャンパンも飲みました^ ^

室内で飲めるので暖かくて最高


夜になると、街全体でイルミネーションが輝き、昼間とは違った景色が楽しめます。

大きなクリスマスツリーが!
デルロン広場のイルミネーション


旅費と感想


今回の旅費は試合観戦のチケット、交通費、宿泊費を合わせて約100ユーロ。

*内訳*
試合チケット:40ユーロ
高速バス:約16ユーロ
トラム往復:約4ユーロ
ホテル代:約40ユーロ

パリ滞在中にパリ・サン・ジェルマンの試合を観るよりも断然お得に、2日間を過ごすことができました。
(PSGの試合は、チケットが高価なことが多いです…)

ランスは観光スポットが徒歩圏内に集まっているので、試合の時間帯によっては、パリから日帰り旅も可能。

リーグアンで活躍する日本人選手のプレーが観たい方や、地方の街の雰囲気を楽しみたい方には、ランス旅行、おすすめです!


最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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