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【フランスワーホリ #2】 ビザ申請

先日、フランス大使館へワーキングホリデービザの申請し、無事ビザが発給されたので、準備と当日のことを忘れないうちに書き留めておきます。

申請からたった5日で届いて驚いた!

記事の最後に、申請で使用した履歴書と計画書のテンプレを共有してみたので、よかったら最後まで読んでいただけると嬉しいです^ ^


ワーホリでの渡仏を決めた理由などは、こちらの記事↓をご覧ください。



申請を終えての感想



約1ヶ月前からいろいろと準備して、当日は普段行かない広尾へ行って、いざ申請!と思ったら10分で終わって拍子抜けした。。

ちゃんと必要書類が揃っていたからスムーズに終わったんだろうし、良いことなんだけど、「えっこれで終わり?帰っていいんだよね・・?」と少し不安になりました。笑

申請書類を揃えるのは少し面倒なこともあったけど、フランス語の履歴書を作ったり、フランス語で作文したり、ワクワクしながら準備していたので、総じて楽しかった!


ここからは、申請準備と当日の流れの、ざっくりとしたまとめです。

今後、書類の内容なども詳しく書けたらいいな…と思っていますが、これからビザ申請をする方のお役に立ちますように。。


申請に必要なもの



1つひとつ順番にクリアしていけば特に難しいことはないのですが、一覧にすると圧倒される…。笑

<申請書類一覧>
①長期ビザ申請書
②証明写真
③パスポート
④申請動機作文
⑤滞在中の計画書および履歴書
⑥申請者名義の日本もしくはフランスの銀行の残高証明書
⑦ワーキングホリデービザ 宣誓書
⑧健康診断書
⑨海外旅行保険加入証明書
⑩レターパックプラス

すぐに手に入らない書類もあるので、期日と優先順位をつけて準備していきました。

私が申請した2024年9月時点での情報なので、最新情報については フランス大使館のホームページ をご確認ください!


①長期ビザ申請書


France-VISASのサイト に事前に登録し、印刷したものを持っていきます。

入国日や最初の滞在先の住所などを入力するため、航空券の手配やホテルの予約を済ませてから、準備しました。

書類には登録した内容が自動で反映されますが、印刷した後、日付・場所・パスポートと同じサインの記入が必要です。


②証明写真 1 枚


パスポート規定(3.5×4.5cm)の写真。

「顔の大きさが3cm以上で、正面、無帽、背景は薄い色、スキャンした写真は不可」という決まりが守れていれば、自分で撮影した写真でもOKです。

(私は、自宅の白い壁の前でスマホで撮った写真を、証明写真プリントアプリを利用してコンビニで印刷しました。)


「申請書の写真欄に貼り付けること」と書かれていたのでその通りにして持っていったのですが、申請当日スキャンするために一度剥がされました。笑

なぜ「貼り付ける」とわざわざ指示されているのか…


③パスポート


「申請するビザの期間の最終日から 3 カ月以上の有効期間が残っており、ビザ用のページが見開きで 2 ページ以上あるもの」という指示があるので、有効期間が足りない場合は早めの更新手続きが必要です。

当日は原本とコピー(個人情報と署名のページ)を持っていきます。


④申請動機作文


大使館のウェブサイト からダウンロードした用紙 (ワーキングホリデー・ビザ申請書)に、英語またはフランス語で記入します。

1枚目は履歴書のような内容なので、⑤履歴書を作成してあれば、必要事項を写すだけです。

ワーキングホリデー・ビザ申請書①

2枚目が申請理由の作文。

・フランスに住みたい理由
・ワーホリビザが必要な理由
・フランスでしたいこと
・帰国後にやりたいこと

…などについて、一旦日本語で考えた後、DeepLなどの翻訳を活用しながら自分なりにアレンジし、フランス語で作成しました。

400単語弱?になってしまい、一面ビッシリ…


⑤滞在中の計画書および履歴書


フォーマットの指定はないので、CANVAで作りました。

こちらもフランス語または英語で作成します。


左が計画書、右が履歴書

計画書(左)は、2ヶ月ごとくらいに区切ってやってみたいな〜と考えていることを箇条書きしました。

履歴書(右)は、「フランス CV」などで検索して必要事項を把握した上で、CANVAのテンプレートをアレンジしました。

記事の最後に、詳しい内容とテンプレートを共有しているので、よかったらご覧ください^ ^


⑥申請者名義の日本もしくはフランスの銀行の残高証明書


帰国のための航空券費用は含まず、3100 ユーロ以上(相当する額の日本円)の残高があり、申請日から 1 カ月以内に発行されたものを提出します。

実家に住んでいた頃に作った地方の信用金庫の口座で証明書を作りたくて、帰省していたタイミングで発行したため、記載の残高は申請日の1ヶ月+1日前(発行日がちょうど1ヶ月前)でしたが、問題なしでした…!


⑦ワーキングホリデービザ 宣誓書


「提出した経済証明の金額の中には往復航空券の費用は含まれていません。ビザ有効期間満了時、日本へ帰国するために必要な費用を手元に残しておくことを宣誓します。」という内容を誓う書類。

大使館のウェブサイト からダウンロードした用紙の空欄(氏名とか、生年月日とか基本情報)を埋めて、署名するだけなので、いつでも準備可能です。

「日/月/年」の順番で書くので注意!


⑧健康診断書


区の健診を受けた際に、受付で事情を説明し、診断書を作成してもらいました

「申請者が健康であることが明記」されていて、「申請日から1カ月以内に医師が作成したもの」であればOKなので、内科などで問診してもらった診断書でも大丈夫みたいです。

「英文・和文いずれも可」なので、日本語のものを提出しました。

こんな感じの診断書を出してくれました


⑨海外旅行保険加入証明書


「病気、けが、入院に対応し、航空券に記載される到着日(フランス入国日)から 1 年間有効なもの」という指定があり、クレジットカードに付帯される保険は不可なので、 グローブパートナー を利用しました。

日本の海外旅行保険は、1年間入ると20万円以上など高いことが多く、グローブパートナーは540€(日本円で9万円弱くらい)なので、おすすめ!

申し込みはネットで完結しますが、英文か仏文の保険加入証明書の原本が必要なので、メールで依頼をして送ってもらいました。


⑩レターパックプラス

ビザ申請時に預けたパスポートの返送用なので、宛先に自宅の住所と氏名を明記して持っていきます。

送り主は大使館の住所だろうけど間違えたら嫌だな…と思い、空欄のまま提出しましたが、ちゃんと送り主の住所と名前が記入されて届きました。

(大使館の住所等が書かれた小さめのスタンプが押されていたのですが、滲んで読みづらくなっていて、不在票に「送り主:不明(解読不可)」と書かれてた。笑)


申請当日の様子



フランス大使館は南麻布にあり、最寄駅は東京メトロ日比谷線の広尾駅。
そこから歩いて約10分です。

留学した時に学生ビザの申請で一度行ったはずなのに、周辺の様子は全然覚えてなかった〜


ビザ申請は、建物左手のBureau de VISAの中で行われます。

入口に鍵がかかっていて一瞬戸惑いましたが、扉の向こうにセキュリティスタッフがいて(死角で見えなかった笑)、ドアを開けてくれました。

保安検査のように持ち物を見せて金属探知機を通過したら、ビザ申請の部屋に通されます。

窓口が3つと待機用のベンチ、書類記入のテーブルがいくつかあるだけの質素な部屋。
(これはかすかに記憶に残っていて、当時を思い出してちょっとテンション上がった!)

到着したのは、予約時刻の10分前くらいでしたが、待ってる人がいなかったのですぐに対応してくれました。


最初に、書類とパスポートを提出

書類をチェックしながら、簡単な質問ををされました。

「3ヶ月以上フランスに滞在したことある?」
「ワーホリで1番したいことは?」
「働く予定はある?」

どれも書類に書いてあることなので、記入した内容を簡潔に伝えました。

最後に、申請の証明を受け取って終了


10分くらいで終わって、まだ必要な手続きあったのでは…と少し不安になりながら帰りました。

私は都内に住んでいて数十分で大使館まで行けるから良いけれど、遠方から新幹線や飛行機で来て10分で終わったら旅費が勿体なさすぎるので、観光の予定を詰め込んでおくと良いかも!笑


三連休前の金曜日に申請をして、翌週の水曜日にはパスポートが届いたので、手続きにかかったのは実質3日くらい?
(書類に不備があったり、郵送に時間がかかる地域だったりすると、この通りではないと思いますが、、)

ビザも発給されたことだし、仕事や住居探しを本格的に始めるぞー!


履歴書と計画書のテンプレ


申請書類を準備する際に一番戸惑ったのが、フリーフォーマットの履歴書計画書

記入する内容が難しいわけではないですが、フォーマットを用意しなければいけないので、地味に時間がかかりました。


せっかく時間をかけて作ったので、今後ワーホリで渡仏を考えている方のために、テンプレートを共有します!

先述の解説では、ぼかしを入れて隠していた部分も公開しているので、参考にしてもらえたら嬉しいです^ ^

<共有コンテンツ>
①履歴書テンプレート
②履歴書の記入内容解説
③計画書テンプレート
④計画書の記入内容解説

+履歴書・計画書の内容詳細

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