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福井旅
この夏は、お盆休みの期間に、福井へ行ってきました。
お盆休みにそれっぽい過ごし方をしたのは、人生で初めてと言っても過言ではないくらい。
高校生までは、夏休みはほぼ毎日部活で、サッカー三昧。大学生の時は回転寿司でアルバイトをしていたので、繁忙期で毎日バイト。
会社員(客室乗務員)時代も、夏休みはもちろん繁忙期なので、通常通りお仕事。
パートナーの地元でもある福井へ、旅行と訪問を兼ねて遊びに行きました!
福井といえば
イメージするのは、恐竜、越前がに、東尋坊、メガネ…などでしょうか?
福井県と同じ中部地方出身の私でも、正直福井のイメージは薄かったのですが(ごめんなさい)、ご飯が美味しくて伝統工芸も多く、とても素敵な場所*
コシヒカリ発祥の地なだけあり、お米がとても美味しいし、ソースかつ丼や越前おろしそば、海鮮系、へしこなど、ご飯と一緒に食べたい名物料理もたくさんあります。
漆器や和紙、打刃物、焼き物、箪笥、めのう細工など、伝統工芸も奥深くてもっと知りたいと思っているところです^ ^
青春18きっぷの旅
そんな福井へ、久しぶりに青春18きっぷを使って行きました。
朝イチで静岡を出発し、東海道本線から北陸本線へ、5回ほど乗り継ぐ約5時間の道のりです。
ロングシートが多い東海道本線を含めて、運よくすべてクロスシートの窓側に座れたので、本を読んだりゲームをしたり、時々うたた寝したり、のんびりと過ごすことができました。
近江塩津駅で途中下車
学生時代にも何度か関西方面に青春18きっぷで旅をしているので、米原までの景色は慣れっこなのですが、北陸本線は久しぶりでワクワク!
米原駅から敦賀駅までは直通の電車も走っているのですが、タイミングが悪く近江塩津駅で30分ほど待つことに…
初めて降りたのですが、趣のある駅舎とのどかな町並みが素敵な場所でした。
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北陸新幹線の敦賀駅
今回の福井訪問で楽しみにしていたのが、新しくなった敦賀駅!
ずっと前に録画していたブラタモリで、北陸新幹線開通のために工事中の敦賀駅を見て、早く見てみたい!と思っていました。
敦賀駅に着く直前で山の中腹にあるトンネルを通るため、新幹線のホームを高い位置に作らざるを得なかったらしく、在来線と新幹線の駅舎の間には長いエスカレーター&エレベーターがありました。
コンコースも広くて綺麗で、旅の出発や到着をワクワクさせてくれる感じがしました♪
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年縞博物館
3度目の福井訪問ということで、これまで行ったことがないところに行きたくて、初日は若狭にある年縞博物館へ向かいました。
(まだまだ気になるスポットはたくさんありますが、これまでに東尋坊、恐竜博物館、芦原温泉…などの定番スポットは行きました!)
年縞博物館は、三方五湖のほとりの縄文ロマンパーク内にあります。
年縞とは、「長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物」のこと。
季節によって堆積するものが違うため、明るい層と暗い層の縞模様を作りながら、1年に1層ずつ積み重なっていきます。
出土品がいつの時代のものかを知るために放射性炭素量を測定した際に必要となるのが、年代ごとの正確な放射性炭素の量がきっちりと整った「ものさし」。
その役割を果たすのが、年縞です。
三方五湖のひとつ「水月湖」は、以下の理由から、年縞が形成される環境として理想的だそう。
①直接流れ込む河川がない(湖底がかき乱されない)
②湖底に生物が生息していない(同上)
③時間が経過しても埋まらない(断層活動のため)
博物館では、水月湖に堆積した7万年分の年縞が展示されています。
年代測定だけでなく、年縞に含まれる花粉や堆積の様子から、気候や森林の様子等の自然環境を知る手がかりにもなるそうで、歴史上の出来事や環境変化に関する展示も面白かったです。
敦賀観光
北陸新幹線の延伸で新しい施設も続々できている敦賀駅周辺。
ブラタモリで取り上げられていた場所にも行ってみました。
ちえなみき
オープン当初にニュースで見て気になっていた本屋さん。
2022年9月に完成した複合施設 TSURUGA POLT SQUARE 「otta」の中にあります。
本棚が迷路のようになっていて、上から見ると木の枝のよう!
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大きく「世界知」「共読知」「日常知」の3つのゾーンに分かれていて、「世界知」の中には、さらに
①文化・生活
②歴史・社会
③生命・科学
⚪︎JAPANS
のテーマが設けられています。
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選書のまとめ方もユニークで、気になる本にたくさん出会えたので、敦賀に立ち寄ったらぜひ行ってみてください!
店内には、氣比神宮前に本店のある老舗茶屋・中道源蔵茶舗カフェもあり、本を読みながら抹茶スイーツや日本茶、軽食を楽しめます。
子供向けの本やキッズスペースもあり、夏休みの家族連れで賑わっていました^ ^
氣比神宮
ブラタモリで、タモリさんたちが訪れていたのを見て、行ってみたい!と思っていた氣比神宮。
番組を見るまで全然知らなかったのですが、北陸道の総鎮守として、歴史的にも大きな役割を果たしていたそう。
高さ約11mの大鳥居は重要文化財にも指定されていて、春日大社(奈良県)・厳島神社(広島県)と並ぶ日本三大木造大鳥居の一つです。
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氣比神宮の造営中に突然涌きだし、御祭神が無病息災や延命長寿の神であることから、その名前がつけられたと言われる『長命水』も、ちゃっかり飲んできました^ ^
福井のグルメ
海も山もあり、美味しいお米や海鮮が食べられる福井。
今回の滞在でも、美味しいものをたらふく食べました!
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福井について調べていたら見つけた、福井県のHP内の伝統工芸のページに載っていた資料や動画が興味深く、もっと知りたくなったのでした…^ ^
今回は嶺南の観光地が多かったので、次回は嶺北エリアで一乗谷や永平寺、九頭竜などに行ってみたいなあ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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