自分に潜む、何かしら「狂気的な」もの|全 力 日 企 |#15
(みんなのフォトギャラリーから、自分の画像を使ってみました)
写真で何かを表現したいとき、
自分に潜む、何かしら「狂気的な」ものを、
さらけ出して行くことが、
「個性的な」ものになり得る。
別に、奇をてらえということではなく、
ウケを狙え、ということでもない。
「綺麗だと思ったから、花を撮りました」
と言って撮影した写真は、
もちろん、花が綺麗に写っているわけだけれど、
「わかります。綺麗ですよね」
と言う、うっすらとした共感(それはもしかしたら、
SNS上のいいね!なのかもしれない)が得られるだけで、
終わってしまう。
その作品を追い続けよう、買ってみよう、
とまでは、思えない(ことが多いと思う)。
写真家にとって、切実なもの、狂気を感じるもの、
なんだか分からないけれど、執拗に撮り続けてしまうもの。
そんなものたち=写真を、私は見たいし、撮りたい。