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閻魔さまとピコについて話す
★当記事は、ホラーな内容が含まれます。夜に読まないように。
(ホラーが苦手な人は回れ右!食事中も駄目です。)
閻魔さま
「ところでおまえ。地底人ピコのことを話そうじゃないか」
(ピコ→私と大揉めに揉めてる地底人。アートメディアに莫大な影響力を持つ存在。元インドの闘神マハーカーラ。地底では閻魔さま仕える神官)
私
「うーん。こないだ夢の中でぼんやり、パパ上がろくろ首の縦線の瞳孔で、半分蛇化してる姿を視たんですよねぇ。あれってパパ上が、ピコと争った直後ってことですよね?そういうこと、けっこうあって。ってことは……」
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(パパ上は天之御中主神。ピコと戦うとエネルギーをかなり消費するため、本来の蛇の姿になってしまう)
閻魔さま
「カカカカカ。そうだ。ピコは未だにおまえのそばにくっついてるぞ?もう近くにいないのかもしれないなどと思っているだろう?あいつが語りかける声が聞こえないから。ところがだ。
ピコは自分の気配を消して、今までどおり、おまえの近くにいる。
だから私と天之御中主神も、ほぼ24時間おまえのそばに張りついているんだよ。カカカカカ」
私
「ゾゾゾ〜。それ笑うところですか!?私はどうしたらいいんですかねえ!?(顔面蒼白)」
閻魔さま
「何も気にせず、漫画を描いたり、note記事を更新すればいい。ピコについては……
一瞬でもおまえから目を離すと、過ぎたるは及ばざるが如し、になるからな。
ここまで手を焼くと思ってなかったが、仕方ない。今あいつは私の部下だから。改心するまで、三つ巴が続くだろうな。カカカカカ」
私「ひとつも笑う要素はありません!(泣)」
閻魔さま
「しかしおまえ。なかなか勇敢じゃないか?天之御中主神に昨日、願ったろう?
地底人になってからのピコとパパ上と私についての、細かい前世を時系列で、視せてくれ。
と…。私だってその部分はおまえに視せなかったのにな。おまえは知りたがった。正直なところ、どうだったんだ?」
私
「びっくりしましたよ。以前閻魔さまに、ピコと私の過去世の、前半部分をかなり視せてもらいましたよね?でもその後の、ピコが地底人になってからの3人の過去世というのが、イマイチわからなかった。
ただ単にピコが20億年前の私の悪行に復讐しているだけとは、どうしても思えなかったんです。人間関係がこじれ過ぎてるような気がして。だからパパ上に、頼みました。パパ上は大きくため息をついていましたけど、モニターを出してくれました。そしたらそこに映ったのは……」
閻魔さま
「地底にある、ピコの自宅に、行ったんだな?」
私
「そうです。ピコの自宅の一階は、台所が広くて、大きなソファがある。で、大きい冷蔵庫がある。それだけ。あとは応接間だけなんです。で……私は、一階にある、大きな冷蔵庫を、開けてみました」
閻魔さま「うん。で?」
私
「上の冷凍庫には、何もなかった。でも冷蔵庫には…人間が、入ってた。
過去世の私が、冷蔵庫の中に、いたんです」
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閻魔さま
「うん。そうだな。あれはおまえだ。天之御中主神の側室になる契約をした直後の、おまえだよ」
私
「やっぱりそうなんですね。ピコが地底の鬼になってから、私と初めて会ったあと…ピコは陰陽師たちに粛正されそうになって。私はそれを助けるために、なりゆきで自死しちゃって。で、パパ上は閻魔さまに交渉して、自殺者がいくあの世へ私が行かずにすむようにしてくれた。
そのあとの転生で、ふたたびパパ上から生まれた私は、ピコとまた出会って、あれこれ揉めて。で…たぶん、ピコといろいろあって、疲れちゃったんですよね?私が。そのときパパ上が…
「今のままだとピコとは悪縁だから、神としての私の妻になっておけば、今世も来世も、良縁の相手しか引き寄せなくなる。そうしておけ」
っていわれたんですけど。決心できなかったんですよね。神の妻になるって、怖い気がして」
閻魔さま
「うん。そうだろうな。当時のおまえは天之御中主神と、今のような細かいコンタクトはとれていなかったしな。だから仕方なく天之御中主神はおまえを、側室契約にとどめたというわけだ。そうしたら…」
私
「そうしたら、それを知ったピコが怒り狂って、私を…えーと、ああしてこうして…つまり…
えーと、カ◯バリズムです。超ホラー。
ゲッフン!!はっきりは書きませんよ!」
閻魔さま
「カカカ。ずいぶん余裕があるじゃないか?なぜだ?」
私
「実は私は…ポピー・Z・ブライトの「絢爛たる屍」とか、「ネクロマンティック」とか「キスト(カナダ映画)」とか、まあ、そういう映画や小説が好きだったんです。高校生のときは「マーダーケースブック」の全冊を熟読していました。シリアルキラーの分析本なども、大好きだった。だからつまり……
実は自分自身が被害者の側だったことを、知らせようとしてたんでしょうね。
ハイヤーセルフが、教えてくれてたってことだと思います。でもその作品群は、好きなので今もとっといてありますけど」
閻魔さま
「カカカカカ!おもしろいなぁおまえ!なにやら不憫な気もするが……そういうところが、神仏が関わらざるを得なくなる理由なんだろうな。
おまえはわけがわからない。
たぶんほとんどの神仏は、理解できないだろう。
そばにいた天之御中主神は、どうしていたって?」
私
「パパ上は死にそうな顔してモニターから目を背けていましたよ。映像が終わったら、さっさと席を立って、青い顔して寝室へ行こうとしてました」
閻魔さま
「天之御中主神もまさか、あのときああいうことになるとは思っていなかっただろうからな。おまえとピコに対し、事を急いて、感情的になりすぎたと大後悔したんだろうよ」
私
「でもその一件があったから、ピコは閻魔さまに裁かれて、地底で神官をし、すべての肉食もやめたんですよね?
じゃあ、結果的にはよかったんですよね?あの出来事って」
閻魔さま
「おまえはそう捉えるのか?自分を殺した者への正当な怒りはどこへいったんだ?」
私
「うーん。わからないです。怒りはまだ、アストラル体のどこかに残ってると思いますけど、でも正直、
ピコがもうビーガンであるという事実があるので。
客観的にみて、よくここまできたなあというのが本音です」
閻魔さま
「そうか…なるほど。プレアデス船にいるおまえの本体は、ちょっとどこかおかしいからな……
無口で、目が据わってて、何を考えているかわからない女。
そこから分け御魂をもらって、おまえが存在している。だとしたら、マーダーケースブックなんてものを読むのも頷けるが」
私
「パパ上たちって、天の治安維持部隊ですよね?それなら、凶悪なピコに対しての、被害者側の学びをしたかったのかも??…しれませんよね?」
閻魔さま
「まぁそれはあるだろうが。それにしたって嫌だろうよ。天之御中主神からしたら、おまえは自分の腹から生んだ娘なんだからな。少しは気を遣ってやったらどうだ」
私
「そうですねえ。でもまさか、ああいう映像が出てくるとは思わなかったので……というか、そもそも、
痴情のもつれにもほどがあると思いますよ。
なんでただの男女問題があそこまでこじれにこじれて、血まみれの惨劇になるんですかねえ?
20億年まえの恨みつらみを超越しすぎです。意味がわからない…」
(↓20億年まえの我が悪行について書いてます)
閻魔さま
「ピコの正体はインドのマハーカーラだ。三面の、真っ黒な軍神だ。あらゆる呪詛、ピコ自身の怒りをかき集めてかき集めて、凝縮した神だ。すべてあいつの父親が仕組んで、やったことだが…」
私
「それ、ほんとだったんだですね。だからピコは父親とうまくいかないことが多いんですね……」
閻魔さま
「そうだ。ピコにはそういうカルマがある。父を憎むというカルマがな。
アトランティス時代、私と天之御中主神と、瑞鳥…ガルーダの3神で、マハーカーラを捕縛した。
マハーカーラを取りおさえるのに、創造主レベルの神が3柱も必要だったということだ」
私
「うーんん……手に負えないってことでいいですか?」
閻魔さま
「カカカカカ!そうだな!ところでおまえ、この記事を書いたら、あとで来い。視せたいものがある」
私「はぁ…」
ここで会話中断。
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