私たちが正しいと思って貫いているスタンスについて
私たちは東京の神田という場所で、ランディングページ制作を中心としたデジタルマーケティングの支援をしています。
商品コンセプトの設計、ブランディングメッセージのライティング、CV導線の設計、ランディングページの制作、インターネット広告の運用とランディングページを中心に据えて前後工程を一気通貫型で支援しています。
これまで。、良い制作会社やマーケの会社を選ぶ方法のような記事は、沢山目にすることがありました。しかし僕はその会社の「スタンス」も大事だなぁと考えています。願わくばみなさんの仕事に対する「スタンス」も見てみたいですし、僕の会社のスタンスも知ってほしいなと考えています。
「法とは願いだ」(キングダム)とはよく言ったもので、この記事では私たちfree web hopeの社内ルールや制度を通じて、徹底して貫いているスタンスを共有できればと考えています。思想を語ることは誰にでも出来ますが、その思想を法(ルール)やシステムに組み込んで始めて思想は実行力を持ちます。特に組織においては。ですので、私たちが正しいと思っているスタンスについては、ルールや仕組みとして実行力を伴っているものだけを紹介したいと思います。 この記事では「やっている事」だけ書いてみました。
失敗事例を共有する
マーケティングに絶対はありません。
私たちはオーバートークをする事をNGとしており、常にありのままを共有するようにしています。僕は昔テレアポでリスティング広告を販売する営業マンだったのですが、その時にオーバートークを使っていました。(盛りすぎる事の意味です)しかしこれは後にクレームを産みやすく、案件は失敗するし社員は疲弊するしでひとつも良いことがありません
セールス時に成功事例はもちろん共有しますが、それしか言わないと期待値があがりすぎ、オーバートークに似たような現象を産みます。ですので、似たような案件での失敗事例があれば、素直に共有するようにしています。
同じ業種での失敗事例だったとしても予算規模やエリア、ブランディングの違いがありますので、1つとして同じ"状況”はありません。
失敗事例を共有する時は、その時なぜ失敗したのか、どうだったら成功に近づいたかなどの振り返りに近いようなものを共有しています。
広告に社内基準がある
GoogleやYahoo!、FacebookやTwitterなど媒体には広告の掲載審査があります。また、業種によっては薬機法・弁護士法など様々な法令が存在します。
同じようにfree web hopeにも広告基準が4つあります。
1.SDGsに反するコピーを書かない/表現をしない
2.ジェンダーに配慮したコピーを書く/表現をする
3.性差別を含むあらゆる差別を想起させるコピーを書かない/表現をしない
この3つの基準が存在します。当然、上記基準を満たさない顧客は受注NGです。私たちは顧客の持つ社会的責任に傷を付けない配慮と、また私たちがそうありたいと想う姿をルール(法律)として定めています。
恫喝即撤退
極端に威圧的である、巻き舌で喋るなど極度に高圧的な顧客は受注しません。一方で、例えが悪いかもしれませんが「どこそこの偉そうな部長」程度であれば全く問題ありません。過去にちょっとヤンキーノリのような方で案件がぐちゃぐちゃになり、メンバーも疲弊するという事態がありまして、それからは「恫喝即撤退」をルールにしています。返金しようが、9割方完成していようが撤退です。
学びと美意識に投資する
free web hopeの福利厚生を一部紹介します
・書籍は決裁不要で購入可能(購入許可や申請は不要です)
・セミナーや勉強会も経費が出ます(こちらは内容によっては数万円のものもあるので決裁が必要ですが基本断ることはありません)
・美術館やアート展も経費で行ける(こちらも申請は不要)
マーケティングの仕事は、一生学び続けることが不可欠です。制作の現場では「思想のある表現」を目にしたり体験したりする事が大切だと考えています。まさに「法とは願いだ」のように、制度をもってしてfree web hopeの価値観を表現しています。
レポートはデイリー共有
リスティング広告やSEOをアウトソースした方ならピンと来るかもしれませんが、マーケティングの現場では「月次の施策の結果を月末にまとめて、月初に訪問してレポーティングを行う」といったスタイルの企業さんを多く見かけます。ですが私たちの考えでは「自社でマーケやる時に一ヶ月も放っておかない」という考え方ですので、顧客に対しても同じく、レポートは独自でダッシュボードを作成しており、デイリーで共有しています。
こうすることで「悪いときもリアルタイムで共有」することになりますが、私たちは良くても悪くても顧客と同じ方向を向くことが大切だと思っています。
*デイリーレポートは有償のサービスとして提供しています。
代表がSNSの住人
(Twitter→@fwh_aihara)過去1週間の僕のiPhoneスクリーンタイムですw
ちょっとやりすぎなくらいTwitterしてます。これはつまりどういうことかというと、ヘタなことするとソーシャルリスクがあるということです。逃げも隠れも出来ませんので、やはりこれがあると仕事にも影響が出ます。
また、ご紹介も多く信じて紹介してくれた方を裏切れませんし、がっかりさせたくありません。代表が表に出ることで、仕事のクオリティは上がると感じています。
社内向けの福利厚生
ここまでは社外に目を向けた時に産まれたルールですが、他にもfree web hopeには
・水曜free lunch
└水曜は全員ランチ無料、当番制で社内でケータリングなど注文し、コミュニケーショの場にしています
・GIGA手当
└外出時はテザリングを使っていますのでGIGAホーダイプランへのアップグレード差額を支給しています
・有給時間単位取得
└有給休暇は半期で16時間まで、1時間単位で取得できます。「明日2時間有給使います」のようなことができます。
などなど…他にも、以前面接で「就業中のイヤホンはOKですか?」と聞かれてちょっとびっくりしたことがありました。当社ではあたりまえ過ぎて、当たり前じゃない職場があるということが頭から完全に抜け落ちていました。ですので、当たり前過ぎますけど一応書いておきますと…
・服装髪型は自由(ただし訪問が多い職種ではそれなりの格好を求めます)
・イヤホンは自由
・コンビニも自由に行ってくれ
・散歩も自由
念の為書いておきますが、当社では工数管理をわりかしちゃんとやっていますので、生産性の水準をクリアしていればあとは自由っていう感じの空気感です。
個性をどこまで活かせるか?
まだまだ30名弱の小さい会社だから出来ている事も多いと思います。50名、100名となたらこうはいかないかもしれません。
でも出来る限り、free web hopeのスタンスを貫いた状態で、成長していきたいなぁと考えています。
みなさんは、どんなスタンスをお持ちですか?是非、読んでみたいです!