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マレーシアのローカルレストラン

マレーシアのマレー系ローカルレストランのことを総じてママック、というらしい。これはまだ僕がマレーシアに来たばかりの去年の10月頃、マレーシアのクラスメートに教えてもらった。僕の近所にあるものはシェフ4人、給仕3人、レジ1人というかなりの大所帯で小さい店内を回している。ローカルレストランとは思えないほどメニューの数が多く、8ページほどのメニュー欄に所狭しと文字が詰め込まれている。おそらくひとつひとつのメニューを作るのに、そんなに高度なテクニックを要さないことがこれを可能にしていると考えられる。値段はご飯と飲み物でアベレージ12rm(380円)くらいの感じ。まあ安い。従業員はインド系マレーシア人かマレー系かは分からないが、すべからくマレー語を話し、英語はニュアンス以外ほぼ伝わらない。友人がマンゴージュースを頼んだら、バナナジュースが出てきたらしい。どちらにせようまいので問題はない。ローカルフードの博物館だと思う。実際に食べれるのでもっといい。壁がなく、吹き抜け状態なので食い逃げなんぞなんのそののセキュリティなのだが、人々の関係が信頼で成り立っていることを表すマレーシアの一番身近なトレードマークだと思う。是非足を運んでいただきたい。


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