【日記】トルコ至宝展に行ってきた
東京はお金さえあればとても楽しい街だな、と行く度に思う。
という訳で、トルコ至宝展に行ってきました。
元々トルコは大好きで、一度旅行に行ったこともあるんですが、改めて美術品を見るとやはりオスマントルコの勢力とスルタンの権力ってすごかったんだな……とひれ伏すしかなくなるような素晴らしさで、ひたすら目が幸せでした……。勢いで図録のみならず山田寅次郎著「土耳古畫觀」までも買ってしまった。後悔はしていない。
色とりどりのキュタフヤ焼。
日本で何の注意書きも無しに陳列されているキュタフヤ焼を見かける度に気になることなのだけれど、これらのキュタフヤ焼に鉛は含まれていないのだろうか。
私はキュタフヤ焼の色鮮やかな模様が大好きで、見かける度に欲しいなぁと思うのだけれど、トルコで見かけた時ガイドさんに「キュタフヤ焼は綺麗だけれど顔料に鉛が使われているから、水分を含んだものを入れたらいけない」と言われたのがずっと印象に残っていて(調べると、今では鉛を使っていないキュタフヤ焼もあるらしいのだけれど)、綺麗と思いつつなかなか手が出せないでいる。小物入れなどに使えばいいのだろうけれど、がさつな自分のことだからうっかり欠けさせたりしそうで勿体ないとも思う。
スタッフの方に聞いてみれば良かったかなと思ったものの、重い本を2冊も買った上に割れ物を無事に持ち帰る自信がなかったので諦めた。
いつか鉛の使われていないキュタフヤ焼を手に入れられたら、料理を盛ってみたいなぁ。
それではまた明日。