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【読書録#2_恥ずかしい和製英語】取り返しのつかない赤面状態を回避するために
こんばんは、といです。
やっと、読書録更新します。
(↓ 読書録をはじめた背景etcは下記記事をご覧ください。読書録、やってます宣言が定着するまでこのURLリンクは貼ろうかなと思っています。)
「【読書録#1_主夫になってはじめてわかった主婦のこと】
案外知らない主婦のこと。」の記事末文では次のように予告していました。
あなたの使っているカタカナ、海外で通用しますか?
さて、今日ご紹介するのは、こちらです。
Stephen James Walsh (スティーブン・ウォルシュ)著
「恥ずかしい和製英語」
正直に言うと、この本のページを捲るにしたがって、
段々と怖くなってきます。
もし、あなたが旅行や学術会議、商談などで海外に行ったり、
日本国外の顧客や学生と交流したりした経験があるのであれば、少なくとも1回は文化の違いに驚き、果敢に意味を聞くか、聞かない方が賢明と判断し沈黙に徹したことがあるでしょう。
本書のなかでは、普段日本人が日々カタカナで使っている和製英語(英語風日本語)が、発音の違いによって別の単語に聞こえてしまう、或いはそもそも全く違うニュアンスを示してしまう例が数多く掲載され、かつ、解説されています。
だからこそ、年に1回は海外に行きたくなり(日本から脱出したい症候群のようなもの)、かつて旅行や仕事で海外に出る機会に恵まれた私にとってはものすごく恐ろしく感じられました。
著者のご紹介
Stephen James Walsh (スティーブン・ウォルシュ)氏
1961年、イギリス、プレストン生まれ。
マンチェスター大学、ケント大学大学院卒業。哲学専攻。
1987年から4年間AET(アシスタント・イングリッシュ・ティーチャー)として日本に滞在。
その後、英国にて大学講師として日本人学生に時事、社会、哲学などを教える。2004年より日本にて翻訳などに従事。大のサッカーファンである。
【裏表紙の著者紹介文、原文ママ引用】
「ぼくの愉快な和製英語コレクション」と表現されているだけあって、どのセクションもユーモアとウィットに富んだ文章で紹介されています。
これも、ご経験があってこそですね。
何事も経験ということか。
では、私が一番驚いた単語をご紹介します。
salaryman サラリーマン ⇒ 給料計算係
え?「リーマンショック」という単語はあるのに、
「サラリーマン」は通用しないのですか??
*ちなみに、salaryman / OL / businessman というのはない、らしいです。
【私の只の勘違い】
**リーマンショックの「リーマン」はアメリカ合衆国の投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが2008年9月15日に経営破綻したことに端を発して、連鎖的に世界規模の金融危機が発生した事象を総括的に呼ぶ日本における通称です。
サラリーマンのリーマンじゃないのです。(当たり前)
What do you do? (職業はなんですか。)
と聞かれたときに、サラリーマン、OL、会社員と答えられても、
具体的にどんなことをワークしているか分からない。
言われてみれば、その先の会話の糸口がつかめるまで細かく質問していくのは、相手方ですし、そのうち疲れてしまいそうですね。
だから、友好的な会話にしたい場合は、まず、具体的かつイメージできる、あるいは興味を引く職業単語を答える必要があるようです。
OLの場合、PA(秘書)、receptionist(受付)、telesales operator(テレフォンオペレーター)などと説明するほうが、より分かりやすく、的確でしょう。
【本文p87より】
私の場合は何でしょう。何と答えようかなぁ。
たくさん話が弾むように、かつ、間違った和製英語を極力使わないように少しずつ考えておきたいですね。
海外で見つけたポケスポット
最後に、全くの余談ではありますが、仕事で海外に行った際、隙間時間に散策をしていると「POKESPOT」という看板を発見しました。
お、これは「POKESTOP」なのか?とポケモンGOを開いてもそこにはポケストップはありませんでした。
もしやここは聖地では?という希望は打ち砕かれましたが、
散策のワクワク感とネタを発見した喜びを感じたのを覚えています。
ちなみに、トップ写真のPOKESPOTは、ハワイ料理店だそうです。
では、今日はこのへんで。
読んでいただきありがとうございます。