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とい
2022年12月10日 19:44
小さい頃から曖昧なことが苦手だった。ハッキリした態度でないことは、少しざわざわした。でも、大人になって、それが処世術であったり、誰かの為になったりする場面に多く出会った。以来、曖昧にしてもいいことは放っておくようにしてきた。以前、「本当に嬉しい時は、あなたは笑わないんだね」と指摘されたことがある。その通りだ。本当に嬉しいことが起きた時、それを噛み締め、次の展開を予想してしまう癖がある。石橋を叩
2022年11月29日 07:57
中学生の頃、技術の先生がつくるテストは加点方式だった。満点という概念がなかった。どのように統計処理していたかは、今となっては分からないが、とてもワクワクした記憶だけが残っている。その先生の示した出題と答案はこうだ。問、電池を発明した人の名前はなにでしょう。例)かん でんち さん「このように、先生がクスッとなる答案であれば、例え間違っていたとしても、加点します。」(勿論、正答よりは点は低
2022年3月21日 16:20
アイスが買えない。「アイス」、それは私にとってのご褒美であり、「アイスを食べる時間」は至福の喜びを享受する時間である。にも関わらず、私はしばしば、このアイスたちの並ぶショーケースの前で立ちすくむ。「アイス食べていいことなんて今日したっけ?」疑問が湧くと同時に手が行き場を失う。