【往復書簡】そんな小汚い色の服なんてっ!
すがこさん こんにちは〜
いや〜、わたしが往復書簡なんていう「あったま良さそうな」ことをするとは思ってもみなくて、ちょっとワクワクしてます♡
そして、わたしの文章には「、」も「。」も「…」も多様しますが、決して「圧」ではないのでハラスメント認定はしないでくださいね。
そして「〜」も「♡」も「✨」も「笑」も「w」も使いまくりますが、ふざけているわけではなく、わたしのキャラとしての補足になっているので、決して自ら「おばさん」だと伝えたいわけではないのでご了承くださいませ。
神戸三田アウトレットでのオーガナイズの際には、大変お世話になりました。本当に楽しい時間になりました。ありがとうございます♡
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「よそいき」と「普段着」という分け方、確かにありましたね!懐かしいな!と思って読んでいて、自分の小さい頃を振り返ってみると、我が家にもあったと思いますが、どちらかというと「TPO」という形でしつけられていたように感じました。
「場」に合った装いで出かけるということを母は口うるさく言っていた記憶があります。
なので、ぴこぴこサンダルは絶対にNGで買ってもらうことができませんでした(笑)
あの、歩くたびに「ぴこぴこぴこぴこ」鳴るサンダル…流行りのキャラクターが印刷されたあの安っぽ〜いビニール製のサンダル…すがこさんは履きましたか?
わたしは、子どもながらにその魅力に惹かれまくっていたのですが、母は「どの場においてもあれは騒音でしかなく、人様に迷惑だ」という感じでした。
時を経て…わたしに子どもができたときは、わたしもあのサンダルを子どもにねだられたのですが「おもちゃ認定」として与えてましたwww
母のいうことも一理あるというか、香水がキツイのは香害になったりするのと同じで、音に敏感な人にとったら害ということもあるな〜とも思って、家の中だけで履いてよいおもちゃとして与えてましたw
買ってもらえず悲しかった気持ちをうまく昇華できたようなwww
そうそう…すがこさんからの質問は
でしたね。
これはね〜、今でも映像として、まるで映画のワンシーンを覚えているかのように脳裏に焼き付いている記憶があります!
わたしの12歳の誕生日のことだたっと思います。
母が、なんでも好きなものを買ってあげる!と言ってくれて、地元の大きなスーパー…たしかニチイと言ったかな?そんなスーパーに行ったのです。
今でいう、イオンのような感じで、衣料品もわりといっぱいある大型のスーパーで、子供服もおしゃれにディスプレイされていたりして。
※今調べたらイオンの前身がニチイだったらしい
そこでね、春のディスプレイがされていて(わたしは4月5日生まれ)、気持ち的にも軽やかな感じで、子どもながらにワクワクしていたの。
その中に、ひときわ輝く一体のディスプレイがあって、わたしには唯一、その場所だけスポットライトが当たっているかのように見えていました。
そのマネキンさんはツーピースとして着られるシャツとスカートを着ていて、そのシャツにチャック柄の細いおしゃれなネクタイをしていたの。この3点で1セットだった。
ガールスカウトの制服のような感じで、色は明るめのカーキ。黄色に茶色を混ぜたような色。シャツは小さな襟で、スカートは中心に大きなボックスタックが一つというボックススカートでした。
そのスタイルがすんごくカッコよくて素敵で、わたしは一目惚れ!
それまで、服は母が買ってきたもの、与えられたものを支持されるスタイリングで着ていたので、自分でこれが着てみたい!と思ったのは初めてだったと思う。
心の中では「これが欲しい」といいたい気持ちがいっぱいたっだのだけど、ディスプレイの下にそっと置かれた値札をみたら、トータルで6,800円と書いてあったの。
子どもにとったら、50円の消しゴムを買うのに迷うくらいの金銭感覚でしょ。6,800円の服なんて、すご〜〜〜〜く高級に見えて、なんか言えなかったの。
で、それから何度か食材を買いに行く母についてニチイに行くのだけど、やっぱり見るたびにその服が素敵で…
でね、ちょうどそのとき母に「何がほしいか決めた?」と聞かれたのもだから、もう我慢できずに、すんごくドキドキしながら、勇気を振り絞って、ディスプレイを指差して「あの服が欲しい」って言ったの。
そうしたら、母は間髪入れずに
「は?そんな小汚い色の服なんてっ!子どもらしくないじゃない!もっと赤とかオレンジとか綺麗な色の服を着たら?」と・・・
こ、こ、こぎたないって。。。
こういうことは小さい頃からよくあって、だからこそ「これが好き」「これがほしい」など、わたしの感性に響くものを母にいうと、否定されたりして傷つくから言わないで過ごすことが当たり前になっていたのだけど、誕生日に好きなもの買ってあげると言われて期待しちゃっていたのか・・・
とにかくめちゃくちゃ悲しかった。
でね、結果としては買ってくれたの。
でもさ、すご〜く嫌な気持ちは残り続けていて、着るたびに複雑だった😅
複雑な気持ちのままネクタイの巻き方を覚えた12歳の春…
それがわたしの服に関する最初の記憶かな。
大人になって、あの時と同じような色のシャツワンピースを見つけてね…
「これはカーキでもグレーがかっているからわたしにもきっと似合うよ!小汚い色には見えないはずよ!」と自分に言って買ってあげたワンピースがあるんだ〜
春にはコートみたいに着ることもできるワンピースで、大人になったわたしがあの時のわたしを抱きしめてあげられた服…かな♡
最近はぜんぜん出番ないんだけど😅
そんな体験があるから、わたしは魂が喜ぶファッションアテンドとかしてるのかもねw
幼少期の体験って、使い方によっては人生の可能性を開く魔法のスティックだなって思ってます♡
すがこさんには、自分を抱きしめてあげられているような服…ありますか?
書いて深める自己認識の人さめじまみおちゃんとのコラボ
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