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「谷本流・福袋との付き合い方はありますか?」という質問への回答
今日は寒くなりました。12月に入り、なんだか年末感が漂ってもくる今日この頃です。
先日、ファッションアテンドをしている方から、「谷本流・福袋との付き合い方はありますか?」と質問をLINEにいただきました。
確かに…福袋の季節ですね♪
久しく「福袋」を意識してこなかったわたしとしては、遠い記憶を辿り、福袋を買ったときのことを回想してみました。←そこから?w
◆ファッションの福袋を買ったのは…
かれこれ、20年前のお正月のことでした。確か、今はもうなくなってしまった恵比寿ガーデンプレイスの三越にあったSTEFANEL(ステファネル)。STEFANELはイタリアのカジュアルブランドで、1959年にニット工場としてスタートし、1980年にオリジナルブランドとして服、アクセサリー、靴、バックなどを販売。
日本では、30歳前後の女性に向けたブランドだったようです。
わたしは、以前からなのですがどうも「イタリア」に縁があるのか、「この服良いな〜」「このバック可愛い〜」「この靴ステキ」「この雑貨めちゃ好み」と思うモノのほぼ9割が、made in Italyなことが多くて、この福袋を買った頃には、もうその自覚がありました。
この頃は、まだ今のように「中身が見える福袋」ではなくて、本気の宝探し系福袋。なので、3万の福袋に5万円相当入ってます!と言われても、わりと勇気のいる買い物だった気がします。
5万円相当が入っていたとしても、自分に似合うものが1万円分しか入ってないこともあるわけで…。
そんな博打的な福袋の時代でしたので、やっぱり自分の好みにあったファッションブランドで購入するのがmust!
この時も、グレーのニットワンピ、ラビットファーのストール、シュッキングピンクの革ジャン…なんてものが入っていた気がします。
どれもわたし好みで、普段ならちょっと考えてしまうようなアイテムもあって楽しかった気がします。
今でも、ラビットファーのストールは持っていて、クリスマスのディナーに出かけるときなど、ちょっとゴージャスにしたいときに使います。
◆人混みが苦手なわたし…
で、あとにも先にも、ファッションアイテムの福袋を買ったのはこのときだけなんです。(汗)
その1番の理由が…人混みが超〜苦手!
それと、我先に!と福袋にダッシュするあの殺気が、どうにも苦手。(汗)なので、まず福袋レースに参加をしないのが谷本流福袋との付き合い方になってしまう(汗)
人混みではなく、競争もなく、たまたま行ったらそこにあった!という、食品や、中国茶、お菓子などの福袋はよく買います。何かしら毎年買ってるかもしれない(汗)基本は、好奇心旺盛なので、買ってみた性分です。
◆最近の福袋事情
ただ、最近は、中身の見える福袋や、ネット販売で予約制なんていうものあるので、それを買うのはありかもですね!
ネットで予約販売しているブランドを見ると、少し年齢層が若い感じがするので、中身が気に入って、とにかく服の数が欲しい人にはよさそうです。
また、友人や親族をと買って、交換をする前提で楽しむというのも良いでしょうね♪
◆谷本が福袋を買うとしたら…
ここまで書いてきて、わたしなりの回答をまとめないとですよね(汗)
なんか、ご期待に添える回答にはならない気がして、実に恐縮なのですが(汗)
一年に一度の宝くじを買って楽しむというような買い方ならありかな?と(汗)ある意味、UFOキャッチャーのような、景品が取れなくても、ゲームを楽しむという目的であればOKかと。
本当に、自分が心地よくいられる「justわたし」という服が欲しいならば…
福袋は買いません!!(汗)
福袋には、心がときめくものが入っている可能性もあるけれど、入っていない可能性ももちろんあり、逆にそれがストレスかもしれないなと(汗)
わたしの心に響かないアイテムを、わたしのクローゼットに入れる隙間が、もうないのです(汗)
クローゼットを開けたら、「あ〜、どのアイテムも好きだな〜」と毎回毎回うっとりしたいの(笑)
そのうっとりは、わたしにうっとりしているのと同義でね(笑)←うん、馬鹿だと笑って
もう少し正しく表現すると、わたしの「ときめき」たちにうっとりしているのです。「よくぞ!ときめいた」っとね(笑)
その状態が、「まいっかこれで」「安いからこれで十分」と、自分に嘘つくことなく、誠実に自分に向き合った証を感じられる時間でもある。
◆一瞬一瞬の自分を掴んでおく
以前、こんなことを書きました。
わたしね、思うのです。
わたしという存在を思いっきり生ききるために何が一番大切なのか?
それは、一瞬一瞬の自分をちゃんと掴んでおくことだって。
わたしたちは、生まれた瞬間まっさらな自分です。でも、次の瞬間から一瞬一瞬、外の世界に自分を明け渡して、本当の自分を忘れていく。それはどうしてかというと、1人でいろんなことができるようになったとき、もう一度ドラマティックに自分を掴む、そんな演出で生きているからじゃないかなと。だから、外の世界に自分を明け渡している間は、他の誰かが自分を掴む演出に、自分の無垢の姿を提供して助けている。おお〜、人は1人じゃ生きられない。自分に還れないんだな〜と。
風船の紐を離さずに掴んでいると風でなびく風船の動きを、紐を通して感じることができると思うけれど、それと同じように、一瞬一瞬の自分をちゃんと掴んで感じとること。それがわたしという存在を思いっきり生ききるためにすっごく大事だなと、わたしは思っていて、そのための役立つ道具っていっぱいあるのだけど、ファッションはその中の1つとして良い働きをしてくれると思ってます。
全文⬇︎
福袋に、もしゲーム性以外のことを期待したとしたら、それは「お得に買いたい」とか「良いものを安く買いたい」ってことかなと思うのです。確かに、それは間違いじゃないし、そうだったら嬉しいことも多々ある。
なんだけど、ファッションアイテムを着る、買うときに思う「ソレ」は、まんま自分自身への評価でもあると思っていて…。
奥深くに「安くないと買えない自分」のような「この程度のわたし」が隠れてないかな〜と。
わたしはね、ファッションアイテムを通して、深い自己認識をしていきたいと思っていてるから、きっとゲーム性以外の目的では福袋は買わないかな(笑)
少し安く買いたいな〜と思ったら、アウトレットに行って、わたしとの運命の出会いを待つ子を見つけると思う(笑)← 子 = ファッションアイテム
もう20年も買っていないということは、ゲーム性はきっと、こういう「わたしとの運命の出会いを待つ子を見つける!」みたいなことで満たしているのだろうね。
これはあくまでも、わたしの意見であって、みなさんは自分なりの目的で、福袋を楽しんで買ってくださいね♪
冬なので、タイツについて⬇︎
この世界が大嫌いだった女子高生の日常がましになったファッションアテンド⬇︎
2つの記事に分かれてます
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