【進研ゼミ】漫画で5000億円生み出すマーケティング戦略
進研ゼミの漫画で5000億円生まれている。
進研ゼミの漫画。
中学校子時代の青春を共にした
といっても過言ではないかと思います。
あの進研ゼミの漫画には
とんでもないマーケティング戦略が
組まれていることをご存知でしょうか??
ありきたりな王道パターン
1.気になる異性が登場する
2.しかし、ライバルが登場しテストで敗北
3.恋愛も部活も上手くいかない。
4.頑張っても頑張っても上手くいかない。
5.かっこいい先輩が登場
6.成功の秘訣は「進研ゼミ」
7.昔溜めちゃったけどできるかな…
8.そんな君でも大丈夫!
9.ママあああああああ!!!!!!!
10.脳に手が追いつかない
11.全てが上手くいく→END
こんなん誰か騙されるか!
今見るとニヤニヤしながら
「誰がこんなん買うんや」と思いますが、
自分が高校生の当時は
妹の分の漫画まで奪って読んでいました。
なんならちょこっと楽しみにしていました。
ありえない話のはずなのに
頭の中で当時好きだった女の子を妄想して、
それこそ「ニヤニヤ」しながら読んでいました。
なんなら買いたいと思うこともありました。
この漫画て年商5000億円を達成したベネッセ
この漫画を自宅に郵送することで、
株式会社ベネッセは大もうけしたんです。
ただの作り話なのに
人は反応してしまったわけです。
この漫画のパワーについて
今日は分析していきたいと思います。
進研ゼミ漫画ポイント①
・ターゲットと等身大の主人公を描くことにより
現実感を持たせている。
・問題にぶつかるたびに、
助言をを与えるアドバイザー的な存在がいる。
・アドバイザーも友人の兄や先輩など
身近で現実的な存在である。
・勉強以外にも多くの困難がある。
(勉強と部活の両立、家族とのなど)
それを乗り越えていくことで、
ドラマ性が生まれ、読者が惹き込まれる。
進研ゼミ漫画のポイント②
・成績優秀なライバルの存在が、
主人公が進研ゼミを使うきっかけになっている。
・気になる異性との恋物語を加えることで
エンタメ性も高めている。
・大事なセリフには黄色いマーカーが入る。
・必ずテストのシーンが入り、
成功の事例を具体的に提示している。
「この問題…進研ゼミでやったのと同じだ!」
という台詞はほぼ必ず入る。
進研ゼミの基本設定
<登場人物>
主人公・・・成績が伸び悩み、その他多くの心配ごとを抱えている。
ライバル・・・成績が良い。主人公が進研ゼミを始めるきっかけにもなる。
アドバイザー・・・主人公が壁にぶつかるたびに、助言を与え助ける。
異性の友人・・・主人公と仲がいい。
進研ゼミを使用した主人公と急接近する。
ありきたりな設定の中に
購買の秘密が隠されている。
あなたか普段目にするような
CMやチラシの中には、
マーケティングのプロたちが極めた
スキルがたくさん詰まっています。
「日常から学ぶ」
これを意識できると
周りよりもひとつ抜け出せます。
集客は物語の時代へ。
今、最も流行っているものは「物語」です。
どんな想いが詰まった誰の商品なのか。
ドラマみたいな物語が付く商品に
価値や値段がつく時代。
「なぜあなたは発信しているのか。」
を明確にしていきましょう。
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