若い衆 ①
しばらく前、支払いとかで外出していた先で、二人の「若い衆」に再会した。
おお〜。久しぶり! 元気?
お久しぶりっす!!起業したってマジすか??
いきなりこんな流れになる。
少し立ち話をしたのだが、どうやらこの二人、転職を考えているらしい。
なんつーか、食いつきがハンパない。(笑)
今度、話聞かせてもらえないですか?
もちろん。久しぶりに一杯やるか。
こうして飲み会が企画された。
僕と同じ業界で別の会社に(今も)いる彼らは、この時期、なかなか多忙になる。なので日程調整が難しかったのだが、昨夜それが実現した。なんでも、もう一人来るという。当然その男のことも僕は知っている。
当日、僕は資格取得で二つ離れた街にいたのだけれど、済んだらすぐに、高速を飛ばして会場に向かった。
こうして、ほぼ予定時間どおりに宴席は始まったのである。
三人とも元気そうだ。
さあ、どう話していくかな・・
そんな、未来ある、イキのいい、かつ三者三様の彼らを前に、僕はなんとか役にたつ話をしたいと思うのだった。
(続く)