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水田の畦畔管理46 ~「たすかる」の整備②~
「たすかる」の整備を開始する。
まずは、ワイヤー類の潤滑回復だ。
この作業の必需品はこいつ。
ワイヤーインジェクター
これがあるとないとでは、仕事のレベルが段違いになるので、ぜひ工具箱に備えておきたい。
僕のは、バイクの整備に使っていたやつ。
使い方は、こんな感じ。
ただ、現実的には、ワイヤーを外して作業することはないかな~。
じゃあ、早速作業しよう。
スロットルケーブル。
レバーの根本の「虫ピン」を抜いてナットを外し、ケーブルを抜いてやる。
※ ピンぼけです。m(_ _)m
ここにワイヤーインジェクターを噛ませたいのだが、どうもうまくない。
しょうがないので、キャブ側から作業することにした。
こんな感じになるわけですね。
ここから5-5-6をシューッとやる。
うまく噛んでないと、逆流して吹き出します。(笑)
詰まってなければ、反対側で「しゅー」と通気する音が聞こえます。そうなればあと一息。
そして、貫通。(^0^)/
液ダレがわかりますかね?茶色くなっているから、サビとかあるんだろうと思う。
ワイヤーを動かしてみて、なじむと徐々に動きが軽くなります。
同様に、左右旋回レバー、
走行クラッチ、順にやっつける。
このままでは難しいので、「タイコ(ワイヤーの先端部分)」をレバーから外し、フリーにしてから再度やりました。
やってて思ったのだが、この手の機械はどれもワイヤー(ケーブル)が長い。潤滑が切れて中で断線したら、パーツも高そうだ。
この機械特有の事象だね。
いずれ寿命が来るとは言え、ワイヤーのメンテはまめにしたほうがいいみたい。
次回は、
吸気系
をメンテします。