水田の畦畔管理57 ~たすかるの整備⑦~
先日整理した「整備リスト」に基づいた整備をしていこう。
本来の調子を取り戻すのだ!!
まずは、「クラッチ」。おそらく、ここ、大事なところです。
ヰセキのパーツセンターで部品を探す。幸いにして在庫があった!
これで整備ができる。
まずは、車体後方のエンジンを取り外す。
僕のたすかるには、カワサキの汎用エンジン「TH48」が使われている。たすかるの型番の「-LK」は、カワサキ・エンジンのことかと思う。
外装パネルを外し・・
エンジンの赤いカバーを外す。
・・が、ネジが異様に固い。やむなく、「インパクト・ドライバー」の出番となった。ハンマーでガツン!と叩くと回ります。
これで外れた。
スターター・ロープのとこも外さないといけない。
グリスが汚れていたから、これはついでにキレイにしておこう。
ここでもネジが固かったため、1本ダメになった。これは汎用品で代替えが可能である。
最後に、連結の4本のボルトを外したら、コポッ、とエンジンが外れる。さて、クラッチはどうなんだろう・・・興味津々だ。
クラッチの様子はこちら。
明らかにクラッチ・シューが薄くなっているし、偏摩耗していることがお分かりかと思う。新品と比べてみると、一目瞭然。
これは要交換だ。
留めている2本のボルトをインパクトでダダッ!と外す。この作業は、当手法が効率的だ。
締める時は、締めすぎに注意。
交換した様子はこちら。
うん。いいんじゃないか?(笑)
次に、クラッチと摩擦でかみ合う「クラッチ・ドラム」。
これも明らかに偏摩耗しているのだが・・・
外れない!
もう、外れないったら、外れない!!(涙)
インパクトでもダメで、ボルトも傷んだから、今回はあきらめる。
深追いは禁物だ。
クラッチの整備が終了!
元通り組み付けて、次の整備に移ろう。
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