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水田の畦畔管理60 ~メンテ後のたすかる~

メンテを終えた「たすかる」の実力やいかに?ドキドキ・ワクワクしながら現場に向かう。

メンテ前は、ハンドル位置により、エンジンの吹け上がりが変化していた。具体的には、ハンドル位置が左の時がマトモで、そうでない位置ではうまくなかったんである。

原因はたぶん、ワイヤー類の遊び量によるクラッチの「切れ」と、クラッチシュー自体の減りによる、「断続」の不具合。
それらが解消され、農作業小屋レベルでは、改善を確認している。

いざ、実践。圃場に乗り入れる。

おお~。これがお前の実力か!!


もう、以前とは比べ物にならない仕事ぶりである。

早い!

そして

力強い!!


実に素晴らしい。
これは、草刈り作業の大幅な能率アップが期待できる。

ついでだから、たすかるならではの利点についてもnoteしておこう。

たすかるは「3輪」なんだけど、この3輪であることが、畦のフチとか、用水路のキワとかの刈り取りに威力を発揮する。

写真をご覧ください。無理やりその姿勢を作って撮った写真なのだが、

片輪が水路にはみ出ている。

前輪と右車輪で支えられている
これにより、キワ刈りが効く

つまり、

刈り刃もはみ出ている

わけで、これによりガッツリ”キワ刈り”が出来るのだ。
通常の4輪の自走式草刈機にはできない、アクロバティックな芸当である。

僕も作業に慣れてきた。「畦」という、幅が狭く直線的に長いところでは、刈払機の数倍の効率を発揮する。

ただ、「浮き石」があると避けなきゃならないし、地面がグズグズのところではハマってしまう。また、深い用水近くとかの危険個所は、安全を考えると遠慮したほうがいい。

なので、

たすかるに出来るところのみをやっつけていく


ことが正しいと思う。
そうなると「刈り残し」が出来るから、これは後日にやるか、もう一人作業者をおいて連続してやるか、どっちかですね。

さあ、たすかる自体はこれでよし。
次に、軽トラへの積載について考えてみよう。

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