見出し画像

水田の畦畔管理75 ~たすかるのラグベルトを交換する~

土曜日。
熱中症警戒アラート発令の午後は、農舎で「たすかる」の整備を行う。
ま、これでも十分に暑いんですけどね~(笑)

今回は、「足回り」の整備ということで、
・ラグベルト(ゴム車輪)
・走行チェーン

の二つをまとめて整備することとした。
別々にnoteしよう。

さて、「たすかる」だが、2つの後輪は、金属のドラムのような車輪の末端に、ゴム製の車輪がくっついている。これが減るわけだ。

そうすると、畦畔でのグリップが弱くなって、傾斜地などではずるずると滑りやすくなる。僕のたすかるはこのラグベルトがほとんど坊主になっているので、交換するとしよう。

まず、チェーンケースを取り外す。
これは前回、おおまか構造を把握しているのでどってことない。
だが今回は、駆動側のスプロケット(歯車)を外す必要がある。そのためには、スプロケットを抑えている「C型クリップ」を取り外さなければならない。

軸の根元にあるのが、C型クリップ

そのためにはこれ、「スナップリング・プライヤー」が必要になる。
これでクリップをぐい!と広げて、軸の溝から外すわけだ。

スナップリング・プライヤーは、先端の爪にサイズがあるので、確認しよう

そうするとスプロケットが外れ、チェーンケースも外れるようになる。

土が・・(笑)

次に、ドラム車輪にねじ止めされている古いラグベルトを外す。
・・が、ネジが固着していて回らない!
こういう時に使うのが「インパクト・ドライバー」。ハンマーで頭をドツくと、軸が強い力で回転し、固いネジも回るようになる。

今回は思いのほか手強く、「CRC5-5-6」を吹いて後、作業した。

ネジ周辺が湿っているのは、CRC

外れた。
まあ、単純な構造ではある。(笑)

これが新しいパーツ。
品番は、「0614-431-240-0」

パーツの新旧を比較すると・・・

ずいぶん減ってますねー。
長い間頑張ってくれた。ありがとう!

交換する。
すっきりしましたね。

ラグベルト交換、終了!


いよいよ本命、走行チェーンの交換を実施する。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?