今日の参拝69 ~平和祈願祭~
堤治神社。
ご祭神は、「ハニヤスヒメ」。
この神社では、土の神であると同時に、堤防鎮護の神としてお祀りされている。
この、土と堤防のイメージが、僕のやっている「水田畦畔の草刈り」のイメージに重なったことから、それ以来、崇敬させていただいている。
もう4年になるだろうか・・・
今年もいよいよ草刈りが始まる。このタイミングで、「仕事始め」の正式参拝にお伺いすることとなった。
それが4月29日。
実は去年の参拝がこの日で、そういえば宮司さんが、「午前中に平和祈願祭をやってます。よかったら・・」とおっしゃっていたのを思い出した。
・・で、今年。
「午前中の平和祈願祭、私も出席させていただくことは可能でしょうか?」
と伺ったところ、
「もちろん。歓迎しますよ。お席を用意しておきますので、是非いらして下さい。」
と、ありがたいお言葉をいただいた。
この日は、英霊さんへの感謝と、
この国の平和を祈る
ことになる。
さて、ここで一つnoteしておこう。
神社に行くと、結構な確率で、英霊さんをお祭りしたお社がありますよね?実はこれまで、僕は、そちらにお参りすることはあまりなかったのである。
なんとなく、「違うかな・・」って感じで。
けど、何故か今回、
国の平和を祈ってみたいな・・
と感じた。
僕の「御霊さん」の声だったのだろうか。
そんな経緯で、僕の「祈り」が始まった。
地元の氏子さん達に混じって、着席する。みなさん礼服で、平服の僕は、「これはヤバい・・(汗)」と、場違い感がハンパなかった。(笑)
宮司さん方は、白い装束でおつとめをされる。
祝詞を聞いていると、なるほど・・と思う。
戦争はあってはならないし、そこで人の命が失われることも容認できない。
また、英霊さんは、みなそれぞれに「思い」はあっただろうが、
祖国のために
尊い命を捧げられた。
それなくして、今の日本はないのである。
それだけは間違いない。
式典の最後、玉串を奉納して、終了。
御神酒のふるまいはなく、解散するとのことであった。
皆、順に退席していく。
入り口で靴を履いている時、僕は、白い髭の男性に呼び止められた。
確か、奉賛会の責任役員の会長さんだ。
肩に手を添えられ、
「いつも御奉仕いただき、ありがとうございます。宮司さんから話は聞いています。」
なんと!責任ある立場の方から、お声をかけていただいたのである。
「そんなそんな。好きでやらせていただいていることなので・・・」
・・といったやり取りを交わし、小雨の降る中、「それじゃあ・・」とお別れした。
行ってよかった
と思う。
この国の平和、人と人のつながり。
これを神の御加護と言わずして、何と言うのだろう。