虚仮の一念
「出来ないです。」
「出来ないですねえ。」
「無理ですわ。」
どのディーラーでも返事は同じだった。
以前にnoteした、クルマのヘッドライト問題である。
今時のクルマは全てコンピュータ制御なので、ヘッドライトのタマ一つ、規定外のものには交換できない・・というのが彼らの言い分である。
それはわからんでもない。
だが、解決策はあるのではないか?
メーカーに問い合わせをお願いしても、待てど暮らせど返答はなし。
僕の肚は決まった。
わかった。もうアンタらには頼らん。
僕は、「執着(依存)」を手放す。
そんな先日。
中古車情報を探していた折、何となく、いつもと違った検索ワードを試してみた。
すると、
ん??
初めて見る動画がヒットした。
ビンゴー!!
そこには、ヘッドライトのバルブ交換に伴うエラーを解消するデバイスが紹介されていたのである。
この優れモノ、名を
flashcal
という。
やはり出来るのだ。
僕の予想は正しかった。
対応は某メーカーに限られるが、これで、
・2019年前期型のJLラングラーsportsの純正ハロゲンヘッドライト・ユニットを入手して装着
・flashcalで、データをコーディング
これでOKだ。
ようやく、
・ハロゲンヘッドライト
かつ
・フルタイム4WD
の右ハン、ダブルキャブ・ピックアップトラックに辿り着いた。
あとは予算の範囲でいい個体を見つければいい。ディーラーでも街のクルマ屋さんでもいい。そこにこだわりはもうない。
虚仮の一念岩をも通す
結局「やる」のは自分でしかないことを、改めて認識した出来事だった。
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