サンバー整備記録10 ~エンスト!!~
絵にかいたようなこの展開!
お待たせしました!(笑)
※詳細は前回のnoteにて
木曜のこと。
仕事が終わって帰り道、駅裏の大きな交差点。信号待ち。
信号が青に変わる。
発進。ギアを入れ、アクセルを踏む。
・・ありゃ?
エンジンが吹けない。アクセルをあおっても、回転がついてこない。
しかも、だんだん弱々しくなる。そしてSTOP。
むむっ・・
ハザードを出し、窓を開けて右手を上げる。「エンスト」のサイン。
むか~し、借りていたシトロエンBX 以来の緊急事態。(笑)
キーを捻りなおす。警告灯はOK。セルは回る。バッテリーはOK。
ただ、
燃料ポンプの音がしない。
症状は、ガス欠と同じ。間違いない。
ポンプが逝った!
・・案外早かった。(笑)
とにかく、クルマを道路から出さないといけない。幸い、脇に駐車場がある。ここに避難させてもらおう。
ギアをニュートラルに入れてハンドブレーキを解除し、僕は車を降りて、ハンドルを回しながら、押す。ダンは軽、予想外に軽かった。
後ろのおじさん、そのまた後ろのおにいさんが手伝ってくれた。
ありがとうございます!!(涙)
えっさえっさ、と押しているとお巡りさんが、
「エンストですか?大丈夫ですか。」
って。気づかなかったが、3台後ろにパトカーがいた・・
・・そんなこんなで、後続車には多大なご迷惑をかけたけど、割とスムーズにエマージェンシー対応は終わり、しばらく待って、JAFのお世話になる。
先週、燃料ポンプの音を聞いてもらいに行ったディーラーさん。
閉店過ぎてたけど、待っててくれた。ちょうど、音を聞いてもらった整備のおにーさんもいたから、話は早い。
「早かったですね。(笑)」
御意。m(_ _)m
サービスの係長さんが、素早くエンジンをチェック。
「ポンプの音は大きいですね。」
「はい。」
「フィルターもセットで交換、でしたね?」
「はい。」
「あと・・これですね。」
「これ、と申しますと?」
「これ、カム角センサーっていうんですけど、これが逝くと電気止めちゃうんで。」
「はあ。(・・てことは、エンストはこの可能性もあるわけか・・)」
「特に暑くなるといけないです。5,000円くらいの部品なんで、これも替えたほうがいいですね。」
「そうですか。じゃ、一緒にお願いします。」
・・・てなわけで、ダンは入院することに。(チーン)
自分でできるような整備ばっかだけど、まあ、しゃあない。
異音がしたら、すぐ対処!
クルマ整備の原点に立ち返った、有意義な体験でした。