粗放的有機農業⑭ 〜エダマメを収穫する〜
土曜日。
朝の空は、もうすっかり夏。
粗放的有機農業の畑は、結果が見えた。
今シーズン、「食べ物」として収穫できるのは、エダマメだけだ。
後に総括するが、「地力」の有無、これに尽きる。
さはさりながら、これは大地の恵み。作物が草と共存して生育した結果としての収穫である。ありがたくいただかなければ。
ではこのエダマメを朝採りしよう。
なんてことない。引っこ抜くだけだ。(笑)
種どり用の株を残して、あとは一斉収穫してしまう。未熟なものも混じるが、まあしょうがない。
葉っぱが多少、虫に食われているが、問題ないレベル。よく頑張ってくれたね。こんな痩せた畑で。
それなりに根は張っている。
直根が下に伸びている。「水」を探しにいっていたようだ。
「根粒」の粒々も多少付いているね。
けど、やはりエダマメ(大豆)には、土中に肥料分が必要だ。今回、根粒だけで多収は厳しかった。
これだけ採れましたね。
立派、立派と褒めてやりたい。
さて、僕は、粗放的有機農業の「初物」を神様にお供えすると決めていた。
堤治神社に電話し、宅配でお送りすることをご了承いただいた。
次週は夏越しの大祓。収穫がそこには合わなかったけど、神事でしっかりお祈りしてこよう。
エダマメ君、お疲れさまでした。
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