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水田の畦畔管理63 ~センチピード・グラスの生育が始まる~

先日、ようやく発芽したセンチピード・グラスだが・・

緑の葉が伸び、生育を開始した。

とはいうものの・・・

イマイチ!!


なんですねえ、これが。

イマイチ!
イマイチ!!

まずもって、目立ち数が少ない
これは、2年目の種子だから、発芽率が落ちているってのは考えられる。
けどこれは、播種量(まくタネの量)を増やしてやればカバーできる。

次に考えられるのは、気温
この春は、気象庁のデータによると、

低温気味

となっている。
実際、早稲の水稲の生育はイマイチだし、お隣さんの畑では、野菜が低温害でご臨終となった。

低温害を受けたキュウリの苗  (-人-)

この影響を受けている可能性はある。

あと考えられるのは、僕の管理が悪い、ということ。具体的には、

水やり


の部分。

今年は、去年と違った場所に育苗箱を置いているのだが、この場所が悪いのかもしれない。日が当たりすぎるとか。
去年はもっと日陰のポジション。

去年の育苗の様子

それと、一枚の育苗箱のうち、割とよく発芽しているのは、手前のほうのようにも見える。箱がちょっと手前に傾いているのだ。

要はそちらが低いわけで、水はそちらに溜まる。高いほうは早く乾く。なので、発芽に差が出る・・・ということ。

ともあれ、改善しないといけないから、箱を水平に近づける。
「水平器」を当てて確認しよう。

育苗箱を長い板の上に乗せているため、均一に水平には出来ないが、まあ、改善しただろう。

手前にあるのが、年代物の水平器(笑)

併せて、タネを追加でまいておく。すでにまいた種が、発芽後の乾燥で
「枯死」しているかもしれないからだ。
これで様子を見ていこう。

まあ、気温は上がり調子だし、梅雨にも入る。
案外、今のほうが時期的にいいのかもしれない。(笑)

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