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神社名が頭に浮かぶ

夜、ビールを飲んで食事をしていたら、ふと頭に浮かんだ。

埴安姫神社・・


このnoteでも過去に紹介した、現場の氏神様である。

別に、姫の言葉が聞こえたということではなく、神社名が浮かんだということ。

あくる日、お参りはしなかったが、草を刈りながら心をそちらに向ける。

別に神社に行かなくとも、祈ることは、いつでも何処でも出来ますから。

師匠の言葉である。

他人から見れば、とてもそれを「仕事」にしようなどとは思わないこの草刈りが、僕は楽しくてしょうがない。

今は一番難関のフィールドを攻めているが、

ずっとここでいい。


と思う自分がいる。平坦地の半分以下の効率しか出ない場所なのに・・

いわゆる、「ゾーン」に入っていることを自覚する。そうなれば、神のことすらも忘れてしまう。

そして昼休み。
弁当を食べて昼寝をする。ウトウトし始めたその時、

ここ・・


と声が聞こえた。
はっきりとした女声である。

僕は目を閉じたまま応える。

ここって、「ここ」ですか?
それとも、「ここ」におられるのですか?

などと、顕在とも潜在ともわからぬ意識で話しかける。

丹光が見える。

山々、あるいは島々。
それを僕は俯瞰している。

そして、眠りに落ちる。

やはり一度お参りに行ってみよう。

そう言えば今日、一羽のカラスがそばに居た。

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