歯科治療が終わった
昨日、歯科治療が終わった。今回はずいぶん長くかかった。
手元の診療カードを見ると、なんと、半年以上かかっている。部下が「長いですねえ〜」と言うわけだ。(笑)
このたびは、奥歯の治療。右下の奥歯、そして、左上の奥歯である。
先生は、右下の治療から始めた。ところが、その翌日だっただろうか、左上の調子が突然悪くなったのである。
左右同時の治療。そんな形になってしまった。けど、どっちかっていうと、左の調子が芳しくない。どんどん悪くなる。何か引っかかるものを感じて、僕は、歯の痛みのスピ的な意味を改めて考えてみたのだった。
歯が痛いということ、それを治療するということのスピ的な意味は、
人間関係の浄化
というふうに受け取れる。治療台の上で僕は、
「どんな人間関係を浄化するんかなあ・・・」
と考えていた。
自分に関わり、その障害となっている人間関係には心当たりがある。それを浄化せよというならば、それでも良い。後ろ髪を引かれる気持ちはあるが、それを「絶つ」覚悟はできている。
それは師匠にも、静かにそしてハッキリ言われたことである。
そのために歯を一本失うのなら、それでも構わないと思っていた。
そんなある時。意外な診察結果。
歯が割れた
のである。
僕の左上の奥歯は、縦方向に真っ二つに割れて、ほっぺ側の半分は「ダメ」と判断された。歯を失うのは嫌だと思っていたけど、先の思いがあったから、案外冷静でいられた。
ああ、何かが浄化されたんだろうか・・・
と考えていた。
半分残った奥歯。そのことに何か意味があるのだろうか?
先生曰く、
5年くらいしかもたないかもしれない。
そうなんだ。5年なのか。
もしかしたら、「この」人間関係はあと5年間続くのかも知れない。だがその関係は、僕にどんな影響を及ぼすのだろうか?
ちなみに現在では、僕に対して先方が関わってくることがなくなっている。当の本人も、年末に転んで腕を骨折している。
願わくば、悪い半分が浄化されて、いい半分が残った・・みたいになってほしいものである。
何れにしても・・・