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昨日見た夢129

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まず最初に・・
古代進アベルト・デスラー。僕はこの二人に入れ替わりながら、なっていく。
これがこの夢の基本的な説明です。

ここはどこの星だろう。
古代とデスラーは、人々と穏やかに談笑している。

何と言うのだろう。平和を感じる。
ようやく辿り着いた、手にした平和・・

何か面白い話があったのだろう、デスラーが大笑いしている。
デスラーがこんなふうに笑うのを初めて見た。

この時僕は、古代になっている。

そして「僕」とデスラーは、席を立ち、イベント会場のようなところに向かう。

人々が集まっている。
この日は、

一年に一度、ある「音」を聞く日


なんだそうだ。

なんの音だろう?知らない僕は考える。
ふとイメージが浮かぶ。
それは消せない傷跡、おそらくは

波動砲、もしくはそれに準ずるものを使った最後の日


の音ではないか。
そしてその目的は、この平和を獲得するために

前文明を滅ぼした負の記念日


そういう類のものではないかと・・

その上に今の平和がある。人々の豊かな暮らしがある。
だがその成り立ちは、本当に正しいと言えるのか・・

ある人が言う。

「それはデスラー総統、あなたがされたことですよ。」

・・私?私が・・


この時僕は、デスラーになっている。

だが、「それ」とは・・

「僕」は本当に知らなかったのだ、「それ」をしたのが自分であったことを。

僕は愕然とする。

ここで目が覚めた。

何とも言えない、重い夢だった。
前段の笑顔と後段の愕然が、天地の開きである。

目が覚めて僕は思う。

地球も・・地球もこのような「痛み」を経て、次のステージに進んでいくのだろうか。

誰が古代で、誰がデスラーの「役割」を背負うのだろうか。
大変な重責。

夢とは言え、擬似体験した複雑な感情。
もしそれを僕が担うようなことがあったら、願わくば「美しく」ありたいものである。

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