昨日見た夢129
11月7日
まず最初に・・
古代進とアベルト・デスラー。僕はこの二人に入れ替わりながら、なっていく。
これがこの夢の基本的な説明です。
ここはどこの星だろう。
古代とデスラーは、人々と穏やかに談笑している。
何と言うのだろう。平和を感じる。
ようやく辿り着いた、手にした平和・・
何か面白い話があったのだろう、デスラーが大笑いしている。
デスラーがこんなふうに笑うのを初めて見た。
この時僕は、古代になっている。
そして「僕」とデスラーは、席を立ち、イベント会場のようなところに向かう。
人々が集まっている。
この日は、
一年に一度、ある「音」を聞く日
なんだそうだ。
なんの音だろう?知らない僕は考える。
ふとイメージが浮かぶ。
それは消せない傷跡、おそらくは
波動砲、もしくはそれに準ずるものを使った最後の日
の音ではないか。
そしてその目的は、この平和を獲得するために
前文明を滅ぼした負の記念日
そういう類のものではないかと・・
その上に今の平和がある。人々の豊かな暮らしがある。
だがその成り立ちは、本当に正しいと言えるのか・・
ある人が言う。
「それはデスラー総統、あなたがされたことですよ。」
・・私?私が・・
この時僕は、デスラーになっている。
だが、「それ」とは・・
「僕」は本当に知らなかったのだ、「それ」をしたのが自分であったことを。
僕は愕然とする。
ここで目が覚めた。
何とも言えない、重い夢だった。
前段の笑顔と後段の愕然が、天地の開きである。
目が覚めて僕は思う。
地球も・・地球もこのような「痛み」を経て、次のステージに進んでいくのだろうか。
誰が古代で、誰がデスラーの「役割」を背負うのだろうか。
大変な重責。
夢とは言え、擬似体験した複雑な感情。
もしそれを僕が担うようなことがあったら、願わくば「美しく」ありたいものである。