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水田の畦畔管理72 ~(番外)林道の草刈り~

日曜日。
今日は、村の総仕事(みんなでお仕事)で、林道の草刈りを行った。
スタートは7:30。涼しいうちに片付けよう・・ってことだ。

この林道の延長は数キロに及ぶ。なので、軽トラで人を運び(笑)、ところどころに配置して作業、最終的にそれを全部繋げる・・といったやり方をするわけだ。

ぽつん、と一人になる。聞こえるのは、鳥の声だけ

実をいうと・・
林道の草刈りは、

田んぼに比べて身体が楽!


なのです。
その理由は、何と言っても、「暑くない」こと。正確には、「直射日光がささない」ということ。

日陰、ですね。

林道脇の木々がお日様を遮ってくれる。田んぼではこうはいかない。

さはさりながら、予備のバッテリーと飲み物を携行して、作業開始だ。

この他、軽トラには軽い「食料」も準備している

植生はまるっきり違う。名前は知らないが、シダの類とかが多い。

ジュラ紀ですか!って感じ(笑)

今年は草が少ない。例年はもう少し「刈り甲斐」があるのだが・・

こういう、草が弱い状況では、バッテリー式刈払機の「電費」が抜群に良くなる。エンジン式の刈払機は遠く及ばない。
この日の電気の使用量は、たった「1目盛り」だった。

さて。
林道は、そんなにキレイに草刈りしなくてよい。通行頻度が低いし、美観が問われるもんでもないからだ。

じゃあ、何をポイントに作業するかというと、

路肩。


これに尽きる。
林道は、もしも谷側の路肩を見誤ったら、転落し、谷底に真っ逆さま・・・という恐ろしいことになる。

谷は深い

だから、「ここまでが道ですよ。」ってことを、草を刈って、はっきりさせてやるわけだ。

こういう「すれ違いポイント」も、しっかり刈ろう

僕的には、水田畦畔の作業とは、感覚がちょっと違う。
もちろん農道の路肩も、しっかり刈ってやることが安全上重要だけど。

今回は参加者が多かったこともあって、11:30頃に作業終了。村人はさっそく缶ビールで乾杯!なのだが(笑)、僕はそういうわけにはいかない。現場にはあと2枚、田んぼが残っているのだ。

村人にごめんなさいして、田んぼの草刈りに向かった。


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