水田の畦畔管理92 ~RXの新機能~
突然死した536LiRXに代わってやってきた520iRX。
基本的な構造には全く変わりがない。マイナーチェンジ、といったところだろうか。
ちょっとみていこう。
まず、機体が軽くなっている気がする。
取説ベースだと、
・536LiRX 3.8kg
・520iRX 3.5kg
となっており、300g軽量化されている。
やはり、感覚は正しかったようだ。大歓迎。
次に、一見して分かる仕様の違いが一つある。それがこれ。
肩ベルトを装着する「ループハンガー」が、後方に追加されている。
「これ、何?」
購入時、販売店で聞いてみたのだが、従業員も分からないと言う。
取説にも、それらしい解説がない。
「何なんでしょうねえ・・・」
これがお店での、僕らの結論。(笑)
・・・こういった経緯だったのだが、この日、「ひょっとして、こういうことか?」という発見があったので、noteしよう。
田んぼの畦に立ち、畦の「田んぼ側」を草刈りする時、僕は、足元から「下」を刈ることになる。
この場合、機体を、
ほぼ真下
にぶら下げるようにしないといけない。
でないと、刈り刃がターゲットに届かない。
この時、肩ベルトを、新たに追加されたループハンガーに引っ掛けると、
すごく調子が良い!
んである。
写真をご覧ください。
フツーの場所に肩ベルトを引っ掛けた場合の機体の角度はこんな感じ。
重心の近くを吊っており、機体は前下がりの姿勢になる。
通常の草刈りに適した角度、と言っていい。
後部のループハンガーに引っ掛けた場合がこちら。
重心より後方で吊っているから、当然に機体はぐんと前下がりになる。
ほぼ倒立する感じ。
この姿勢になることで、機体は、足元下方の作業(僕は「覗き込み作業」と言っている)に適した角度になる。
当然、作業の能率が上がる。
もとよりRXは、高ハンドルであり、そのハンドル位置の直下で機体を吊ることで、取り回しが非常に良い。なので、Uハンドル型にしては、斜面での作業性が高いのだ。
これに、新たな機能が加わった、ということになる。
メーカーはRXを「プロ仕様機」といっているけれど、まさにそうだと思う。
働く僕たちの頼れる相棒だ。
みなさんも、機会があったら是非使ってみて下さい。
520iRX、オススメです!!
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