その夜のこと
こんなnoteをしたためた夜。
星を眺めて、僕は布団に入った。
龍さんに話しかけながらうとうとし始めた時、ポーンと横から声が割り込んできた。
・・気付いた?
もしかしたら「分かった?」だったかもしれない。
子供のような女声だ。
目を閉じたまま僕は応える。
はい。
でも、あなたはどなたですか?僕は審神者しないといけないんです。
真面目だったと思う。(笑)
意識を集中する。
丹光の星空が現れる。
だがそれは隊列を変え、僕は真上から星を見下ろす形になる。
すると星は、白い花に変わった。いつも現場で刈っている花のように。
僕は安心した。
ああ、彼女は本物だと。
そのあとのことは覚えていない。
ただ、
明日はお参りに行こう。
それだけは覚えていた。