昨日見た夢116 〜命、三部作〜
4月15日
この日は、立て続けに3つの夢を見ている。ちょっと微妙な内容もあるが、noteしておこう。少し長くなります。
第一部
僕は水中にいる。それほど深くない。
水は透明で、白砂が広がっている。
そこに無数の小さな魚がいる。赤、青、黄色・・まるで宝石のよう。
僕はゆらゆらと泳ぎながら、そっと魚たちを手で避ける。
僕は水から上がったのだろうか。誰かに、「向こうにたくさんの魚がいるよ。」と教えている。
第二部
僕は、大学のキャンパスのようなところにいる。
通路の両側には木の並木、正面には校舎。
僕は通路を真っ直ぐ歩いていく。
すると、あるところで何かがドン!と乗ってきた。
・・これ以上進むな、ってことか?
僕は一瞬立ち止まる。
だが、少し考えて、再び歩き出す。その者はそのまま「憑いて」来ている。
壁際あたりで僕は、左肩を見る。するとそこには、山姥のような者がいた。
僕は右手でそれを剥がそうとするが、剥がれない。そこで、不動明王の真言を唱える。
ノウマクサーマンダバサラダンセンダマーカロシャタ
ソワタヤウンタラタカンマン
何回か繰り返す。
そうするとそれは剥がれた。
僕はそれを正面に持ってくる。
するとその者は、白い着物を着た若い女性に変化している。
だが、下半身がない。
彼女はキョトンとしている。
何か用か?
彼女は首を横に振る。
・・というか、状況が飲み込めていないらしい。
では、光に変わって上に上がるか?
彼女は首を縦に振る。
僕は、光明真言を唱える。
オンアボキャベイロシャノウ
マカボダラマニハンドマジンバラ
ハラバリタヤウン
これも何度か繰り返す。
すると彼女はスーッと消えていった。
第三部
小さい子がいる。まだ乳児と言ってよい。
その子が「猫」を電子レンジに入れる。白くて、褐色のブチがある成猫だ。
何する!
僕は言うが、スイッチが3分にセットされる。
やめろって!!
だが、乳児は聞かない。
レンジから煙が出る。
いよいよ僕は、走り寄って扉を開け、猫を引っ張り出す。
ああ・・
猫は水気が飛び、薄い干物のようになっている。だがまだ生きている。
僕は水気のあるタオルで水を吸わせ、それでも足りなくて、近くにあったお茶をかける。
どうだろう?猫は寒そうに震えている。
だが、しばらくして、猫は静かに息絶えた。
すると誰かが教えてくれた。
これを「命つなぎ」と言う。
・・と。
例えるなら、二つに切った鉄を、再び溶接して、繋ぐような感じ。
ここで目が覚めた。
考えようによってはひどい夢だ。
だがこの三部作は、僕にネガな印象を与えなかった。
命
そんな言葉が心に浮かぶ。
たくさんの命。
浮かばれなかった命。
自己犠牲の命・・
そんな様々な「命」の中で自分が生きていると言う事を、再確認させられたような夢だった。
・・と同時に、睡眠中、どこか違う世界に行って何かを「学んで」いるのだなとも思える。
これはまだしばらく続くのだろう。
そんな気がしている。