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水田の畦畔管理100 〜バロモアを導入する〜

水田畦畔の草刈りを能率upするにはいくつかの肝がある。その一つが、

細長い畦をどうやって速く刈るか?

ということだ。

刈払機でも刈れないことはないのだが、振幅60cmくらいでちょこちょこ左右に振っても、ウマくないのである。

だから「廊下の雑巾掛け」のように、直線をダーッといってしまいたい。
そのために導入したのがこれ。

プラッター バロモア

要は刈払機のシャフトを短くして、車輪をつけたものである。

K-26BM

細部を見てみよう。

刈刃部分には「プラッター ライト」が装着されている。要はナイロンコードなのだが、その大部分を円盤でガードし、コードの先端の、一番遠心力が強い部分で刈らせる仕組みのもの。
刈り幅は35cm。

飛散防止カバーがデカい。

エンジンは26cc。最新型は23ccになったのだが、ナイロンコードをブン回すんだから、排気量が命。僕はわざと、旧型の中古機を購入した。

車輪は一輪。直径が大きめだから、小径より凸凹に強いと思われる。

スロットルレバーが折れている。操作に支障はないが、交換したいところ。

エンジンの動作に問題はないが、排気ガスが足元で排出されるので、気をつけよう。

ちょっと見づらいなあ。四角いマフラーから排気ガス。

ハンドルは大きく動き、畳むことも出来る。操作時は、高さを調整する。

じゃあ、実戦いってみよう。
目標は、

歩く速さで草刈りする

ことだ。

真っ直ぐ進む。塩梅はどうだろう?

見にくいが、石にタイヤが引っかかる。
草が増えたら、ブン回す!
頭を振れば、左右に刈れる。

走破性にやや問題はあるが、もう明らかに仕事が速い20分で水田2枚の外周を仕上げた

タンクも空にはならなかったね。

燃料タンクは、もっと容量がほしい。

細かいところや傾斜の部分は、刈払機に任せる。
分業ですね。

D氏も、「速いですね。」と言っていたから、合格点をつけていいだろう。

幾つか改造したい点もあるが、それは追って。

ようこそ、バロモアくん。

今日から君も仲間だ。

みんなオレンジ。(笑)

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